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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第20話 機動六課初任務
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わ」
「確かに………自分の懐に入る物をわざわざ襲うって言うのも訳が分からないよね………」
「一体私達の知らない所で何が起こっているのかしら………」
加奈の呟きに答える者は誰もいなかった………
「ドクターどうですか?」
『ああ、やはり明日レリックの輸送を行うそうだ。保管場所を変えるつもりなのだろう』
「でも何故クレインはこんなに回りくどい事を?」
『彼は今や世界的に有名な科学者だ。それに今管理局にいる彼にだって簡単に第一級捜索指定のロストロギアを手に入れることは難しい。だからこそ別な方法で手に入れようと考えたのだろう』
「それが………」
「黒の亡霊………」
『そうだね。………取り敢えず2人共家に帰還してくれ。2人が帰り次第明日の事についてミーティングを始める』
スカリエッティと話を終えたクアットロとディエチは、今現在いた駅ターミナルが見渡せる崖を後にしたのだった………
「で、今度の攻撃対象に機動六課が防衛にあたってるって本当なのかスカさん?」
「ああ、間違いないよ。スターズ、ライトニングだけでなく各隊長と後神崎大悟もいるみたいだね」
「まさに管理局最強魔導師オールスターですね」
そう言ってスカリエッティにコーヒーを差し出すウーノ。すっかり立派なスカリエッティの女房となっている。
クアットロ、ディエチが帰った後、早速明日の事について作戦会議を始める俺達。
有栖家の面々に加え、ダメっ子を含めたスカさん一家となっている。
因みにセッテ、オットー、ディードは今回はお留守番である。
というよりちょうど明日、学外授業で遠出するので置いてきたと言った方が正しいのだが………
「でもどうするレイ?僕達もやっぱり戦わないと………」
「それは駄目だ。バレたら俺達だけでなく六課の面々にも迷惑がかかる」
「じゃ、じゃあさ!変装して戦えば………」
「どちらにせよ魔法を使えば直ぐにバレる」
「ううっ、夜美は心配じゃないの!?」
「ライ、私達も気持ちは一緒です。だけど私達は決して正体をバレる訳にはいかないんです」
「星………夜美………」
「まあ大丈夫だって。別にガチで相手にするわけじゃないんだし………」
3人を安心させるように零治が語りかける。
「本当に気を付けてくださいね!」
「ピンチになったら僕達は後先考えずに出るからね!!」
「我等を犯罪者にせぬようにしっかりと頼むぞ」
「レイを傷つけたら全て燃やし尽くす………」
「気を付けるよ………ってか優理はいい加減にしろ!!」
暗い影を持つ優理に突っ込みながら零治は優理を揺さぶった。
キャロの一件があってから今回のように暗い影が優理を包む様な事が多くなり、有栖家の面々
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