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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
加速する誤解
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すわね。申し訳ありません」

「すまなかった、カルラ」

「いえ、分かってくださればいいんです。謝罪の言葉も聞けましたしこれ以上は私も引っ張るのをやめにします」

 皆さんも悪く思ってくれたのかそれぞれ謝罪を述べてくれましたし、私の気分で場の空気を悪くするのも駄目ですしね。ここはきれいさっぱり水に流しましょう。

「しかし嫁はどういうつもりなんだ」

「そうね、戻ったらとっちめてやらないと。それ以前に嫁って言うのいい加減やめなさいよ」

「だな、隣部屋の私がきっちりと話を……」

「箒さん? 抜け駆けは無しですのよ?」

「その時は僕も一緒に話を聞きに行くからね」

 そう言いながら皆さんは階段を降りていきました。はあ、やっと元の平穏が…………
 戻ってない! 今回も私は一夏さんが好きじゃないってはっきり言えてないです! あ、ちょっと待って皆さん、行かないで! まだ話すことが……待って―!

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