決着
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
放つ。
「獅子戦吼!!」
このスキルから発生する獅子の闘気でルークを攻撃する。ルークはそれをすかさず避ける。しかし、避けることを前提にして撃ったためその後の追撃をちゃんと考えていた。
「食らえ、列空斬!」
そう叫んだ瞬間、ルークの周りに魔方陣のようなものが展開される。
「守護方陣!」
「って、そんなのありかよ!!」
そう思った瞬間、先にピックのようなものがルークの腕に数本刺さる。そのおかげで展開されていた魔方陣が瞬時に消えてルークは無防備の状態になる。
「ちゃんとしなさい、リクヤ!!」
ユカの援護のおかげでルークの攻撃を食らわなかったことに息を吐いてから、ルークに剣撃を浴びせる。
ルークはキャンセルされたことにより何も出来ないままスキルを食らってしまう。最後の一振りで吹き飛んだルークは壁際まで吹き飛んだ。
ルークは壁を支えに立ち上がると再び鋭招来を唱える。そして少し傷が癒えたのか今度はルークが攻撃してくる。
「双牙斬!!」
リクヤはそれを軽く避ける。しかし、ルークはそのままリクヤに接近することが目的だったようでそのまま拳を再び腹に叩き込む。
「列衝破!!」
「何で気にもダメージ判定があるのを近距離で使うんだよ!!」
そう叫びながらなるべく当たり判定を少なくするように身体を少しずらしてダメージを最小限に留めて攻撃しようとするとルークから闘気のようなものが溢れてくる。
「まさか……」
リクヤは冷や汗をかく。それと同時に頭がこの技を知っているため身体を動かして大きく後ろに飛ぶ。
「うおおおおおおお!!」
ルークの闘気のようなものが少しだがリクヤの身体に突き刺すような痛みを与える。そして目の前にいるリクヤに向けてルークは叫んだ。
「レイディアント・ハウル!!」
そう言って波動をリクヤに向けてはなつ。それを避けようとするが後ろに動けていないゲツガの姿が目に入った。リクヤは避けるのをやめて、波動を大剣で受け止めようとする。しかし、この攻撃は今まで使っていた特技や奥義ではなく秘奥義だ。そんな簡単に受け止められるはずもなくどんどん身体が後ろに下がり始める。
「リクヤ!!私がゲツガを何とかするからそれまで耐えて!!」
ユカがそう言ってゲツガに近寄ろうとするとアッシュが相手をユカに変えて攻撃してくる。
「何でこんな時にこんな面倒なのよ!!」
ユカは毒づき一定距離を保ってアッシュに応戦する。しかし、リクヤもいつまでもこの状態はきついので壁に座っているように見えるゲツガに叫んだ。
「何、ぼさっと座ってんだよ、ゲツガ!お前、それでも攻略組かよ!!さっさと立って自分のやるべきことをしろ!!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ