第二話 俺、話し合いをします
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俺たちは今神殿の一角でエリシオンを見渡せる場所でお茶を飲みながら話し合いをしようとしていた
「さて、聞かせてもらおうか。一体何処に行ってたんだよ?」
「・・・・・・分かりました、お話しますね」
さっきからヒュプノスの機嫌が悪いんだが、俺何かしたか?
「なぁ、俺ヒュプノスに何かしたか?」
「・・・・・別になんでもありませんよ」
やっぱ機嫌悪い
「あのねハーデス様、ヒュプノスはハーデス様が僕の頭を撫でたからちょっと機嫌が悪いんだよ」
「ちょっ、タナトス何言ってるのですか///」
つまりなんだ、ヒュプノスは嫉妬してた訳か。なんか可愛いな
「なるほど、つまりヒュプノスも頭撫でてほしいのか、ほら」
ヒュプノスの頭を撫でる
「あう///////」
なんか顔が赤くなっちゃたな。言っとくが俺にナデポは装備されてないぞ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多分。あのイケメン神様が余計なことをしてなければな
「機嫌直ったか?」
「べ、別に機嫌なんて元々悪くないですよ/////」
どうやらヒュプノスも機嫌を直してくれたみたいだな
「そっか。さてそろそろ話しの続きをしようか。一体何処に行ってたんだよ、俺エリシオン中探し回ったんだぞ」
いい加減何処にいたか知りたいぞ
「そ、そうですね。私達は今まで地上に行ってたんですよ」
「はぁー!? エリシオンに居たんじゃなかったのか? あのイケメン神様の手紙にも『エリシオンのどっかに送った』って書いてたぞ」
確かにそう書いていたはずなのに、つまり俺の行動は骨折り損のくたびれ儲けだったのか・・・・・
「イケメン神様? あっ! 私とタナトスを創造してくれた神ですね」
「そうだよ。てかあのイケメン神様は正しくは地上に送ったのに『エリシオンのどっかに送った』ってボケて手紙に書いたのか?」
もしそうだったらあのイケメン神様、今度どこかであったらただじゃ済まさないからな
「いいえ違いますよハーデス様。私達は最初は確かにエリシオンに居ましたが、あなた様の側近として今の地上のことを調べる必要があったので地上に行ってたんですよ」
「そうなのか?。それはありがとうな。でも、出来れば一言言ってから地上に行って欲しかったな」
そうすれば俺も苦労しなかったのに
「それはすみませんハーデス様」
「僕もごめんなさいハーデス様」
なんか俺が悪者みたいに見えるな
「もういいよそんなに怒ってないから。それよりさ二人共、俺をハーデス様って呼ぶのやめないか? ここには俺とお前たち二人しか居ないんだからさ。俺のこと"ハーデス様"じゃなくて"零士"って読んでくれよ。てか二人とも知ってるんだろ、
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