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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
第一巻
【第二十八話】
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を聞かせてもらえて、わたくしも満足ですわ♪」
――気になる……てか、俺の小さい頃の話でえらく盛り上がったんだな、二人とも。
……まあ、一触即発よりかは良いがな、これが。
「うふふ、未来さん。 次のお店へ参りましょうか?」
「そうだね。 ――じゃあヒルト、荷物持ってよね?」
――おぉぅ、未来と買い物に行くといつも持たされてしまう……。
店内で買ったであろう荷物を手渡される、するとセシリアも――。
「ヒルトさん、せっかくですから。 ついでにわたくしの荷物も持ってくださいな♪」
そう言うや、ドサッ――と、上に載せられた。
「つ、ついでって何のついでだよ、セシリア?」
「うふふ、良いじゃありませんか」
――と、誤魔化され、二人は談笑しながら歩いていく。
――ぬああっ!?
良いことあってもこれじゃあ散々じゃないかぁっ!!
――と、俺は心で魂の叫びをあげつつ、荷物を抱えて後ろから着いていった。
――この調子だと、俺の買い物は無理っぽいな、これが。
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