暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic6恐怖!? プールに巣食うは水お化け〜8 of PentacleS〜
[2/13]

しおりを登録しました
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


『おいでおいで♪』

手招きされたから元の姿に戻っている僕は歩いて近寄っていく。で、いきなり『おらぁぁぁッ!』って跳び蹴りをしてきたセレネとエオス。突然の奇襲。普通なら避けれないけど、2人のこういった奇襲には慣れ過ぎてるから簡単に避けれた。でも、『浮気許すまじ!』なんて訳の解らない言い分で左右から頭を鷲掴みにされて、『痛たたた!』キリキリ締め上げられる。

『『復唱要求! 浮気はしません!』』

『い、意味が解らないんだけど・・・!』

浮気ってなんのことさ。本当に判らないからそう言い返したんだけど。それが気に入らなかったみたいで、さらに手の押しつけ力を強めてきたから、

『復唱します! 浮気はしません!』

耐えれなくなったからもう折れた。あれ以上締め付けられると、夢の中とは言え頭蓋が潰れてしまう。浮気云々って本当に理解できないけど、『それでよしっ』満足そうなセレネとエオスを見て、いつものように思考を放棄。と、後ろの方から何か声が聞こえ始めた。振り返ってみても誰も居ない。在るのは花畑。

「・・ユ・・くん・・・ーノ・・・ユーノ・・・ん・・・ユー・・・ユーノ君!!」

(なのは・・・? 僕を呼んでるのは・・・?)

なのはの声に耳を澄ますと、突然暗闇が目の前に広がって、次に真っ白になった。

†††Sideユーノ⇒なのは†††

“レイジングハート”の直撃を受けて気絶したユーノ君だったけど、何度か呼びかけたら「なのは・・・?」ようやく気がついてくれた。危うく動物虐待・・・ううん、殺人? 殺フェレット罪?になるところだったよ。
そんなこんなで今朝の魔法練習は終了。本日の成果。捕獲魔法バインド、失敗。射撃魔法ディバインシューター、なんとか形になりました。砲撃魔法ディバインバスター・・・完璧。

「砲撃は簡単だったけど、バインドは難しいなぁ。攻撃と防御はなんとなくコツが掴めて来たんだけどなぁ〜」

「なのはは放出系が得意みたいだからね。結構単純な砲撃は放出系そのものだから、簡単だって思えるんだと思う。集束や圧縮は・・・そうだね、元の魔力が大きい分、さっきみたいに微妙なコントロールが苦手なんだよ」

なんだろね。ユーノ君には悪気は無いんだろうけど、何か引っかかりを覚えちゃう。単純な砲撃は意識しなくてもコントロールが出来て簡単で。けど集束や圧縮みたいな微妙なコントロールは苦手で下手。それって「つまりは・・・私は、力任せで大雑把な性格ってこと、だよね・・・?」ボソッと呟いてみる。そんな私がこれからもちゃんと魔法使い・・・ううん、魔導師(っていうのが本来の呼び方みたい)になれるか、本当にちゃんと手伝えるのか心配だよ・・・。

「うえっ!? ち、違う違う! そうゆうことじゃないよ!」

「そうかなぁ・
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ