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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
第一巻
【第二十五話】
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「――ちょっと重いな。 まあでも、必要な物ばかりだから仕方ないが」


 再度、肩にかけ直し、隣の未来の家の前まで移動した。

 ――と、同時に未来の家の扉が開いた。


「ヒルト、お待たせっ♪」


 その声に反応し、俺は未来の方へと顔を向けた。


「ど、どうかな……? 変……かな?」


 そう不安そうな顔をする未来の服装は、下から見ていくと、紺のニーソックス、スカートはチェックの軽くフリフリが付いているミニスカート。

 上に着てる服は、大人しい白のブラウス。

頭には女性向けの白いベレー帽を、可愛らしく被っていた。


「……ま、まぁ馬子にも衣装だな」


 照れ隠しの為、若干未来から顔を背け、頬を指でかきながら応えると――。


「むぅっ! 何よそれーっ!? もぅっ!!」


 ――軽く頬を脹らませ、少し怒ったような表情を見せる未来。


「ははっ、わりぃわりぃ。 ――早速行こうぜ?」

「あ。 ――う、うんっ♪」


 そう軽く頷くと、俺の隣へと駆け足で来て、歩幅を合わせるように俺は未来の隣を歩いて共に駅前へと向かった――。
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