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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
デスサイズ 『前』
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を身に纏った。

キスする時に一夏が顔を赤くしたのは気のせいだろう。


「…全身装甲(フルスキン)……」


デスサイズを身に纏った僕を見て、ヤマヤ先生がびっくりしながら呟く。

まあ珍しいからね全身装甲(フルスキン)は。

みんなも呆然としてるし。


「長岡なのか?」


聞いてくるのは箒さん。


「当たり前だよ。まあ全身装甲(フルスキン)は珍しいからね〜」


織斑先生は呆然としていたがふと我に帰り、僕に告げた。


「今からピット・ゲートに移動しろ。まもなく試合が始まる」


そう言って織斑先生とヤマヤ先生はピットのモニターがあるところに行く。

箒さんは時々こちらをチラチラ見ながら向かっていった。

そうして2人きりになった時に一夏が僕に一言。


「俺は勝ったんだ。怜も勝てよ?」


そう言うとニカッと笑った。

う〜ん、女の子だったら今ので惚れてるね。

メッチャ爽やかだもん。

こりゃあ女泣かせになるね。

確実に。


「面白いこと言うね一夏は。一夏に勝てたのに私に勝てないとでも?」

「ヒデェ」

「ははっ♪じゃあ行ってきます」

「おぅ。思う存分暴れてこいよ怜!」


そう言うと僕はピット・ゲートについた。


『進路クリアー、発進どうぞ』


ヤマヤ先生の声が通信で聞こえる。

それに僕も答える。


「デスサイズ、行くよ!障害は切って切って切りまくる!」


そう言うとデスサイズの足場は加速し僕はアリーナへ飛び出した。

〜レイsideout〜


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