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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
デスサイズ 『前』
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日本刀のように綺麗な曲線があるその刀身は銀色に煌めいていた。

そしてそれに呼応するが如く光が漏れだしている。

`雪片´それはかつて千冬姉が使っていたISの刀。

ん?そういえば確か千冬姉の雪片には特殊能力みたいなのがついていたとか怜が言っていたような…。

えっと、確かバリア無効化だったっけか?

ただ欠陥は確か自分のエネルギーを攻撃に転化するからエネルギー管理が大変だとか何とか……まさか !?

俺はエネルギー残量をチェックすると結構な勢いで減っていたので急いで雪片弐型を粒子化した。

だってどうやったらエネルギー漏出が止まるか分からねえからな。

それをセシリアさんは不思議に思ったのか尋ねてきた。


「武器を閉まってどうしましたの?まさか降参かしら?」

「違うさ。これも勝つための算段だ!」


俺はそう言うとセシリアさんに突っ込んだ。


「これで落ちなさいな!」


セシリアさんが再装填したミサイルみたいなビットを2つ飛ばしてきたが一個は蹴りで粉砕し、片方は踏み台にしてセシリアさんの目の前まで来た。


「なっ!」


セシリアさんはすぐにスターライトmarkVを呼び出そうとするが俺の方が先に雪片を呼び出し、下段から上段への逆袈裟払いを放った。

そしてその瞬間試合の決着を告げるブザーが鳴り響いた。


『試合終了。勝者、織斑 一夏』

〜一夏sideout〜










〜レイside〜

白熱した戦いの翌日の朝、また僕はアリーナのピットにいた。

昨日、試合が終わり一夏は興奮していたのかあろうことか僕に抱きつき「勝ってきたぜ。お前のおかげだ」とか言っていた。

まあ僕は嬉しいんだろうなぁと思ってされるがままになっていたんだけど箒さんと織斑先生がぶちギレて一夏をどこかに連行していった。

ん?ヤマヤ先生?

顔を赤くして「おぉ〜」とか言ってただけだけど?

まあ一夏も僕だけじゃなく箒さんにもお礼を言っとかなかったのが悪いと思い放っておいた。

部屋に帰ってきた一夏はズタボロの雑巾のようだったとだけ言っておく。

さて話を戻すけど今、一夏、箒さん、織斑先生、ヤマヤ先生という昨日と同じメンバーがピットにいた。


「長岡、後10分で試合開始だ。ISを展開しろ」

「了解しました〜。さて行こうか、デスサイズ♪」


織斑先生から試合開始時刻が近いということだったので、僕は待機状態のデスサイズを呼び出した。

僕のデスサイズは待機状態の時は十字架の飾りがある指輪になっている。

そして呼び出す時は僕の癖なんだけど指輪にキスして展開する。

そして今回も指輪にキスをしてデスサイズ
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