蒼風の谷
ハーレムも楽じゃない
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させたやつ。去年ぐらいだったかな。
「連中は?」
「心配、ない。ちゃんと、見え、てる。谷に、入った。」
「そうか。」
こいつの能力は遠視。遮蔽物が有ろうと無かろうと何処までも見通すことが出来る。反面攻撃力など皆無で自ら戦場に出ることはない。
「連中は、谷の、最奥部、だ。」
「ありがとよ。」
「それで、あの、女どもは、なんだ?」
「え?」
「なんだと、訊いて、いる。」
何って、ただのパーティーメンバー、じゃないな。片方はすでに関係を持ってしまっているらしいし。んー、なんなんだろ?
「言えない、関係、か。くくっ……。」
「売るなよ?」
「さて、何の、こと、だ?」
「また痛い目を見たいようだな。」
「くくっ…。ここで、あれを、放つ気、か?」
確かにここでやるのはよくない。仕方ない。ならば……。
「Dunkelheit・Magier、Alptraum(悪夢)」
「うっ……。」
さあ、夢の世界へ。余計なコトをしゃべらせないために少しトラウマを植え付けてやる。
情報屋の処理した後は約束通りパーティーメンバーが待っている宿に向かう。
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