第三章
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て琴美。既に貰ってしまった私に喧嘩を売っているのか。
「うちもパス。みんな、そんなに大根好きじゃないから」
沙耶は間髪いれずに拒否した…かと思ったら、私に向かって手を合わせた。
「流迦ん家で、ゴチになりますっ!」
…標準語の仕入先が大抵テレビなので、こういう語彙ばっかり増えてる。
「どうすっかなぁ…これ」
河童が、ポケットから煙草を取り出して、ちらっと私たちのほうを見る。何で見るのか分からなくてぼんやりしていると、そっと煙草をしまった。
――このとき、煙草吸っていい?って無言で聞かれたのだと気がついたのは、彼が去ってしばらくしてからだった。
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