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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
第一巻
【第七話】
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……決まりごと?


「シャワーの使用時間とか?」

「うん、私が七時から八時。お兄ちゃんが八時から九時でどう?」

「構わないぞ?早くても遅くても問題ないからな、これが」

「うん、じゃあお兄ちゃん――これから一年間よろしくね?」

「あぁ、よろしくな」


 妹がニコッと笑顔で応えると、パジャマに着替えにシャワー室(多分脱衣場や洗面所も兼ねてる)に行った。


 危ない危ない…、ハグ自体は結構妹からされてたから慣れてるが、流石にバスタオル一枚でのハグは……。

 危うく妹に欲情するところだった…。

 平常心平常心……。

 でも、不思議と美冬とそうなるのが嫌と思わない。

 ……普通、遺伝子的に拒否反応示すのだが…。


「……眠くなってきたな…」


 多分…精神的な疲れだろう…。

 とりあえず制服ハンガーにかけて先に寝るかな…。

 朝にシャワー…浴びよう。

 てきぱき制服をハンガーにかけ、ラフな姿でそのままベッドに入り眠りにつく……。


「お兄ちゃん、パジャマに着替え――寝ちゃったか。おやすみ、お兄ちゃん…」


 何て声が聞こえ、軽くおでこにキスされたような気がした――。
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