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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
第五話
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も頭おかしいやろお前」
「いやまぁ……その辺何があったのかとかいう詳しい話はまた後日で。少なくともあの人らは先輩らのことを嗅ぎ付けてきたわけやありませんのでそこはご安心を」
「ああ……まぁ、とりあえずそれがわかりゃええわ」
とりあえずは大丈夫そう、ということで安堵の吐息を漏らす竜二。そしてクロノたちと距離を置くと、直人はささやくようにたずねた。
「それで、魔力蒐集始めたんですよね?どうです、はやてちゃんの様子は?」
「全く変わらん。よくもなってないし悪くもなってない。だがまぁ、現状維持ができているという点でいえば御の字ってところか」
「なるほど……他に手伝ってくれそうな人とかは……」
「探すんに一苦労や。大体こんな奇妙奇天烈な話誰が信じるねん。信じたところで避けられるわいや」
八神家と直人は、以前竜二が家に呼んだときに面識がある。そのときはヴィータと直人が対戦ゲームで盛り上がっていたことで、みんなの微笑を誘っていた。またそのときに、直人が竜二たちの許可なしには管理局側に話を漏らさないことを条件に、八神家が抱えている事情をすべて話した。
「それもそうか……なのはちゃんたちの魔力はものすごいし、手伝ってくれればもっと早くなりそうですけどね」
「クロノ君含む管理局の人間がどういうかやなぁ。でも最終段階で何が起こるかわからんし、最悪バレるわけやし……まぁ悩みどころではあるわ」
「ですねぇ……」
竜二自身、信用がならないからといってここまで近づいてきている彼らに全く悟られないまま行動を起こせるなどと楽観視はしていない。ただそれでも、あまり手を出してほしくはないのが本音だろう。
「あ、せやったら、今のうちに俺からあいつらに話入れときましょうか?こっちで片付けるからほっとけって」
「いや、今はまだええわ。どの道完成にはもうしばらくかかるし、焦ったってしゃぁない。急がなあかんのは当然やけど、慌てたところで状況変わらん。それとお前、その言い方で連中が黙って見逃してくれるとでも?」
「……無理でしょうねぇ……わかりました。とりあえずじゃあ今は俺はノータッチで?」
「ああ。そうしてくれると助かる」
「了解っす」
そして直人が顔を離すと、いつの間にかなのはたちが近くに来ていた。
「直人さん、何の話ですか?」
「ん?大人の話」
「うー、私が入るとすぐそうやって誤魔化す!」
「まぁまぁ……ホモォではないから安心してな?」
「お前俺をホモにするとか殺すぞ」
「ギョッ!?彼女さんがいるのに……まさかの両刀!?」
「お前の頭、吹き飛ばしたらさぞ気持ちええやろうなぁ……あぁん?」
「ちょ、すんませんすんません冗談ですあぎゃぎゃぎゃぎゃ!」
直人がなのはをなだめること数分後。
「ところで、竜
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