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魔法少女リリカルなのは〜無駄己ドララオラオラァ転生者!!!〜
第12話 守るべき親友
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。何回も聞かれてきた事やし。」
「親がいない。という事は、何処か親戚の家に住んでるのか?」
「ううん。死ぬ前にお父さんとお母さんが財産を残してくれたから、今はそのお金を『グレアム』叔父さんちゅう人が管理してくれて毎月お金を贈ってきてもらってる。それに……」
「それに?」
「久し振りなんや。こんなにお喋りして笑ったのが……。」
「……はやて。」
「ほんまに、今日はありがとうな」
「……。」
親を亡くして天涯孤独になり、家に帰っても誰もいない。
まだ精神年齢が小学生には厳しい現実だな。
俺はそう思った。だから、俺ははやてに言った。
「はやて。」
「…なんや?」
「腹減ったなぁ。」
「…え?」
今日は、はやてには楽しんでもらわないとな。
そして、俺は今日からやるべき目標を持った。
それはこの少女、はやてを独りにしない事。平日はできるだけ会いに行き、休日はいつもはやての隣にいる事。それが今の俺の、はやてにできる事だ。
だから俺は言った。
「飯でも食べるか?『一緒に』。」
「……うん!じゃあ、私の家に行こう!ご飯を作ってやるで!」
「いいのか?今日会ったばかりの俺を家に入れても?」
「ええよ!それに、あんた見た目とは違って何か優しいし。」
「なんだよ見た目とは違うって。俺はどんな奴に見えるんだよ?」
「う〜ん……子供ぽい大人?」
「なんだよそれ、コナンかよ。」
まぁ、当ってんだけどな。
そして、俺ははやての車イスを押して店員の所まで行き本を借りた後、図書館を出てはやての家まで向かった。
「ここが私の家や!」
「おぉ。結構大きいな。」
図書館から歩いて30分ぐらいではやての家に着いた。
俺の家よりも少し小さいぐらいだった。
ついでに俺の家のイメージはジョースター邸を3分の2ぐらいに小さくしたものだが、かなり大きく部屋も8部屋もあまっている。
だから、ほとんど空き部屋ばっかである。
「そないなとこにつっ立ってないで、早く家に入ろう。」
「あぁ。分かっている。」
俺ははやてに言われて、家の中に入った。
「どっか適当な所に座っといていいよ。」
「あぁ。」
家の中に入った後、俺ははやてが飯を作り終わるまでソファーの上に座ってボォーっとしていた。
カチャカチャ ジュージュー
「………屍踏み越えて〜進む意思を笑う豚よ〜」
ずっとボォーっとしていてもつまらないので、俺は前世で見ていたアニメ進撃の巨人のオープニングを小さな声で歌った。何でかこの歌を聞いた時、テンションが妙に上がるため度々こうして口ずさんでいる。
……そういえば明
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