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魔法少女リリカルなのは〜無駄己ドララオラオラァ転生者!!!〜
第12話 守るべき親友
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言った通り、正に世界を支配する力だな。」

おまけに、この状態で自身のスタンドが使える。俺だけの時間。

確かに凄い。確かに凄いけど……

「初めて使ったザ・ワールドが、まさかこんな事のために使ったとは……アホらしい。」


この能力に失礼だ。ごめんなさい…ザ・ワールドさん。そして原作のDIO様……。
あまり使わないようにしないとな……。

俺はできるだけ非常時以外には使わないように、と心に誓った。

「さてと、まずはこいつを外に出さなければな……そのために時を止めたんだし。
…ザ・ワールド。」

ドウゥン!

「そいつを担いでくれないか?」

ガシッ

「ありがとう。…じゃあ行くか。」

コツコツ……

そして俺は、目の前で口を開けている馬鹿をスタンドで担いで外に持って行った。
勿論、裏口からだよ。お客さんとか入ってくる所のドアは自動だから開く事はない。


ガチャ…

「よし。ここに置いてくれ、ザ・ワールド。」

俺はそうザ・ワールドに言い、裏口の前に王輝を置かせた。

ドサッ!

ごつんっ!

訂正、落とした。

「ふぅ…さて戻るか。」

ドウゥン……

俺は王輝を置いた後ザ・ワールドを戻し、さっきの場所へ戻った。








「……そろそろ解除するか。」

俺はさっきの少女の目の前に戻り、ザ・ワールドを解除した。

「そして時は動き出す…。」

一度は言ってみたかったんだよね!この台詞!
俺がザ・ワールドを解除したと共に、全てがまた動き出した。

ザワザワ ザワザワ

「……あ、あれ?さっきの妄想壁野…じゃなくてナルシストな人はどこに…?」

車イスの少女よ、言い換えたつもりだが意味はほとんど同じだぞ。おもに、ウザイというところが。
まぁ、まずはこの少女に話しかけないと始まらないか。そしてさっさと此処から出て、買い物でもするか。

俺はそう思い、すぐに考えた事を実行した。

「さっきの馬鹿…じゃなくて、うざったい奴はここから退場してもらったよ。お嬢さん?」

俺は少女に警戒されないために、できるだけ紳士ぽく言ってみた。

「えっ、あ、はい…それはありがとうごさいます?」

どうやら、今の現状が把握しきれてないようだ。まぁ当然か。俺にとってみれば3分ちょっとの出来事だったけど、この少女に対してみればそれはほんの一瞬。人が消えたと思うだろう。
さて、やる事はやったし買い出しに行くか。

「それでは、僕はこれで……。」

(ふっふっふ…スピードワゴンはクールに去るぜ……。 )

くるっ…


そして俺は少女に背中を見せて静かにその場を去ろう……

「あ、ちょっと待っ
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