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【完結】剣製の魔法少女戦記
第四章 空白期編
第九十三話    『リインフォースU』
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んが顔を青くする。

「はやて、士郎がはやてを襲うなんて…考えていなかったわ。ごめんなさい…」
「いややわー。シホちゃんがいの一番に勘違いを指摘してくれなきゃダメやろ?
シホちゃんはツッコミに定評があるんやから。
リインには私が言わせたんよ。士郎の事をパパって呼ぶようにな」
「ちなみにその心は…?」
「もちろん士郎を弄るネタの一つに決まってるやろ? アリサちゃん!」

なにをいまさら。だけどそれでシホちゃんはホッとして代わりに士郎に同情しているらしい。

「あ、シホさん! 今度アルトリアお姉さんを私に紹介してくださいね? おんなじユニゾンデバイスとして尊敬していますから!」
「わかったわ。リイン」

それからリインを中心に色々と雑談を交わしていった。

「そういえばな。リインは私以外ともユニゾンができるんよ」
「はやて以外と…? 誰とユニゾンできたの?」
「まずはシグナムやろ。お次はヴィータ、アインス、そして士郎ともユニゾンできたわ」
「士郎パパとユニゾンできたのは嬉しかったです!」
「リインはそれが一番喜んでいたからな〜。私としては複雑の極みだったわ…。なんかリインが士郎にとられたみたいで…」
『あははー』

それで全員は苦笑いを浮かべていた。

「でもやっぱりはやてちゃんが一番ですからね?」
「うん。それなら嬉しいわ、リイン」
「でもはやてもいっぱいデバイス持ちになったわね。ストレージの夜天の魔導書にアームドのシュベルトクロイツ、そしてユニゾンのリインの三つでしょ?」
「ノンノン。リインにも直に『蒼天の書』というストレージデバイスが持たせられるんよ。だから合計四つになるわ」
「それだけはやてちゃんの魔導の制御が困難だって訳だね」
「そうなんよ。それでやっと完全に安定するんよ。自分のことながらやっかいな力や」

それで私は「あはは…」と笑う。
あ、それとみんなにも伝えておく事があったんや。

「そういえばな。聖杯大戦でキャスターに取り込まれた時に私を助けてくれた声なんやけどリインとおんなじ声やったんよ。
これってどういう事やろか?」
「はやてちゃん、聖杯大戦とはまだはやてちゃん達が九歳の時に起きた事件ですよね? 私はつい最近生まれたから干渉は無理ですよ?」
「うん。それは分かっとるんよ。でもつい気になってな」

それでみんなの顔を見ると、シホちゃんが悩む仕草をしている。もしかしてなにか心当たりがあるんやろうか?

「はやて、それに関しては少し心当たりがあるわ。でも今はまだ内緒にしておくわ。私の修業不足もあるから…」
「そうなんか。それじゃ教えてくれるのを楽しみにしておくわ」
「えぇ」

でも修業不足…シホちゃんの使える魔法は、確か『投影魔術』、『固有結界』、『魂の物
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