第四章 空白期編
第九十三話 『リインフォースU』
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は思う。
他にも理由はあるけどそれは士郎が気づく事はないかな…?
「ダメですか? 士郎パパ…?」
「…い、いや。別にかまわん。好きに呼べ…」
「わーいです!」
ツヴァイはそれで「わーい」と嬉しそうに空を舞って士郎の頭に乗る。
どうやらもう士郎の頭をベストポジションに決めたらしい。
ぬくぬくとした表情をしている。
「それでは私がママですかね〜?」
「なっ!? それなら私がママだろう!」
キャスターとアインスが毎度お馴染みの士郎の隣は私のモノだ合戦を開始した。
士郎もさすがに毎回言い寄られているので最近は気持ちに気付いているらしく「私はどうすればいいのだろう…?」とザフィーラに相談しているらしい。
ザフィーラ本人から聞いた事だから間違いない。
なんや士郎はシホちゃんと似たような悩みを抱えていたりする。
これも成長やね。
「アハハ、ツヴァイ、可愛いわね。志貴、私達もせっかくだし作ろっか!」
「ぶはっ!? いきなりなにを言いだすんだ、アルクェイド!」
「えー? 志貴は私が好きなんでしょ? なら私も好きだから両思いでもう後はやるだけでしょ…?」
「少し黙れ! このアーパー女!」
「あ、志貴ひどいー!」
アルクェイドと志貴がなにやら乳繰りあっている。
あんたらはさっさと結婚しろと声を出して言いたい。
英霊同士の子供というのも見てみたいしな。
「アインスお姉様はアインスお姉様です。キャスターもキャスターです。私の大事な家族です!」
ツヴァイの向日葵のような笑顔を向けられて毒気が抜かれたのか全員は少し頬を赤くする。
うん。ツヴァイは癒し要素やね。
全員ツヴァイに癒されているみたいや。
「と、そうや。ツヴァイの呼び方を決めようと思うんやけどどうやろ?」
「いいと思いますよ、はやてちゃん」
「私はもう皆の中ではアインスと呼ばれていますからね。リインフォース…いや、長いな。そうだな、リインなどはどうだろうか?」
「リインか。アインス、いい呼び方やね。ツヴァイ、リインはどうや? これなら名前っぽいで?」
「はい! 嬉しいです!」
「よし決まりや。これからツヴァイはリインで決定や!」
「はいです!」
「リインか…。ではこれからそう呼ばせてもらおう」
「リイン。よろしくな!」
「リインちゃん。よろしくね」
「よろしく頼む。リイン」
「リイン、よろしく頼む」
「ま、よろしくなリイン」
「よろしくお願いしますね、リイン」
「よろしくね、リイン」
シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ、士郎、志貴、キャスター、アルクェイドの順にリインに声をかける。
それでリインは嬉しそうに士郎の頭の上で「わーいです!」と声をあげている。
「そうだ。まだユニゾンをしてへんのやっ
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