第9話 距離の縮め方 前編
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、止めようとするマルルゥ。穴だらけの畑とひどい惨状だった。
なんでもヘルモグラって奴のせいらしい。
育てた先から食べられおちおち土いじりもできないとぼやくジャキーニ。
なんかもう完全に陸での生活に慣れちゃってるなジャキーニ。
畑に火をつける!などと乱心しているジャキーニを必死に止めるオウキーニ。
レックスが見張って懲らしめようと言い始めたので俺はある物を探した。
「ん?ユエこれ、どこからもってきたの?というか何に使うの?」
「ギャウウ!」
懲らしめるために決まってるだろ!もぐら叩きじゃあああああ!!
ここでルールを紹介しよう!
カリカリ……(ルールを地面に描いて説明している。文字は伝わらないので絵で)
ピンクモグラ1点。茶モグラ2点。ボスモグラ(黄)4点。遠慮なく叩け!
テテ−1点。可哀想だから叩くなよ!
ペンタ君タイムロス。いいか?絶対叩くなよ?絶対だ!!
なお、俺も特殊参加するよ!
説明終了!
こらっ!モグラだらけのイモ畑!!〜ドカーンもあるよ!〜始まるよ!
……さあ、モグラ狩りの時間だ!
そして時は過ぎ……
畑には多くのモグラの死体が……
「転がってないからね?死んでないからね?」
思考読むな!やはりエスパーかこいつ!?
……まあ、モグラの死体は冗談だけどさ。
でも死屍累々じゃん!ほぼ死体だよ!
明らかに半殺し以上に叩きのめしたもんね!
「俺がやったことにしてる!?ほとんどやったのはユエなのに……」
ほとんどという事はレックスも少しはやったって事だぞ?
「……っう。ちょっと気合入っちゃって」
俺達がこんな風に会話していると……
「会話が通じてるみたいです……すごいですよ先生さん。私にはユキユキさんが何言ってるかわかんないですよー」
「大丈夫、ワシ等も分からん」
「そらあたりまえかと思いますけどなぁ……」
とか三人はモグラ達を突っつきながら話していた。
……さて、色々あったがモグラ叩き終了!
報酬としてジャキーニ達から新鮮な野菜をもらった。
今夜の晩飯に使おう!
寄り道しまくったしそろそろ少年の話を聞きに行くか!
中央管理施設。
どうやら少年は体に異常は無いものの記憶が混乱しているらしい。
で、機界の者では感情などの心因的なものを治すのは難しいとの事なので俺(喋れないが)とレックスが呼ばれたって訳だ。
まあ、やってみるだけやってみようぜ?
と言う訳でレックスと俺は少年、イスラのいる部屋に入った。
「具合はどうですか?イスラさん」
「ギャウ?」
俺達が声をかけると顔をこちらに向け君達は?と聞いてくる。
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