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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第19話 バルトの悩み、なのはの思い
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「な、なのは!?」
「そうだ。私はやてちゃんに言われて既成事実を………」
「?はやてに何を言われたの?」
「言えない!フェイトちゃんでも言えない事なの!!昨日の私は疲れて少しおかしかったんだ、きっとそうだ………」

そう自分に言い聞かせるように呟くなのは。

「一体何があったの………?」

そう呟くフェイトに答える人物はいなかった………









「なあなあバルトさん、昨日あの後どうやった?」
「あ?」

昼休憩。
ヴィヴィオと一緒に昼食を食べていたバルトの机にはやてが座った。

「昨日何やけど………ゆっくり休めたん?」
「ああ………いや、久しぶりだったからな。ゆっくりって訳にはいかなかったな」

(な、長い時間やっとったんや………)

「そ、そんなに凄かったんか?」
「凄かった?そこまでじゃねえが、ちょっとキツい体勢だったからな」

(ど、どんなマニアックなプレイをしたんや!?)

「なのはちゃん、気持ち良さそうやった?」
「………何だ、やっぱりなのはから聞いてたか。アイツ俺のベットで寝やがってよ。だが気持ち良さそうに寝ていやがったから起こそうと思ったんだが、流石に起こせなくてな。仕方がねえから椅子で寝てたよ昨日は」

(そ、それほど果てるたんやな………なのはちゃんって実はドM?しかしなのはちゃんしっかり既成事実作ったんやなぁ〜カリムには悪いけどこれで結果オーライやな!)

そう思ったはやては思わず笑みがこぼれた。

「何ニヤニヤしてんだ気持ち悪ぃ………」
「だって私立派なキューピットやないか。2人が結婚したら私が仲人をやることになるんやろうな………」
「誰が結婚するんだ?」
「何を言っとるん。ゴールは目の前やんか!!」
「………お前、更に頭おかしくなったか?」

肩を叩かれご機嫌なはやてを心から心配するバルト。

「決まったらいつでも言ってな。喜んで仲人をやらしてもらうで!!」

「………ヴィヴィオ、どう思う?」
「今日のスパゲッティおいしい」
「………お前に聞いた俺がバカだったよ」

ヴィヴィオの口元を拭ってやりため息を吐くバルトだった………











「それじゃあ今日は回避トレーニングをやるぞ」
「………ってヴィータ、なのははどうしたの?」
「いやな加奈、何か調子悪いから少し休むって今は医務室で休んでるぞ」
「………おい、何で全員で俺を見る?」

スターズの全員に見つめられ、逆に睨みつけるバルト。

「いや、バルトさんなら何か知ってるかなって………」
「バルトさんいつも一緒にいるじゃないですか〜」

ナカジマ姉妹、ギンガが申し訳なさそうに、スバルは少しからかい気味に聞いてきた。
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