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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
織斑 一夏
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そうやって色々考えて呆然としていると怜が俺に向かって一言。


「え〜っとこういう時は悲鳴を上げたら良いのかな?面白くなりそうだし」

「頼むから止めてくれ!それからノックもなしに入ってすまん!」


怜がかなり物騒なことを言ったが、非はルームメイトがいるかも知れないのにノックもせず入った俺にあるので土下座した。

俺が土下座していると「頭を上げて良いよ」と言われたので上げた。

その時には着崩れは直っていた。

ちょっと残念な気持ちになったのは内緒だ。


「で、一夏がルームメイトなのかな?」

「千冬n……織斑先生と山田先生にここの鍵を渡されたから間違いないと思うぞ」


俺がそう告げると何故か怜は吹き出した。


「一夏もわざわざ授業終わったのに織斑先生なんて他人行儀な呼び方しなくて良いのに」

「いや、今日はそれでたくさん叩かれたからな。何か呼び直すのが癖になりそうだ…」

「ハハハハハ♪こういう時は良いんだよ一夏。まあこれからルームメイトとしてよろしくね♪」

「そうだな。よろしく怜」


俺達はその後にシャワーの順番やら簡単なルールを決めた。

そして今日のセシリア?だっけか?

アイツの話や世間話をしていると怜がふと思い出したように告げた。


「そういえば勉強教えてあげる約束してたね。今からする?」


俺には是が非でもない提案だったのでそれに乗り、夜遅く寝る前までした。

そして授業が終わった後に怜が毎日教えてくれることになった。

怜には頭が上げられないぜ…。

〜一夏sideout〜










〜レイside〜

僕は一夏に勉強を教えて寝て、思いの外早く目が覚めた。

何でだろ?

僕は比較的に朝が弱い方なんだけど。

その後しばらくして一夏が起きてきたので一緒に食堂へ向かった。


「おぉ!怜、ここの飯うまいな」

「だね。私は今回洋食セットにしたけど一夏の和食セットも美味しそうだね。明日は私も和食セットにしようかな」


一夏の和食セットにはご飯に納豆、鮭の切り身に味噌汁、それに浅漬けだ。

対する僕の洋食セットはパンにコーンスープ、目玉焼きにソーセージ、それとジャムはお好みで。

僕はジャムとか甘い物が大好きなのでこれでもかというくらいジャムをたっぷりつけてパンを食べていた。

そうしてジャムをつけたパンに夢中なっている間にいつの間にか一夏の隣に女子が3人座っていた。

そうしてその1人から僕も話しかけられた。


「えっと長岡さんだっけ?随分織斑くんと仲良いんだね?」

「私のことは怜で良いよ。まあ同じ部屋のルームメイトだし馬があった
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