暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic5魔法少女リリカルなのは、始まりますっ〜The FooL〜
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†††Sideなのは†††
えっと、みなさん、おはようございます。私、高町なのはっていいます。小学3年生の女の子です。ちょっぴり運動が苦手な、平凡な小学生・・・でした。うん、昨日までは・・・。どこにでも居る平凡な小学生だった私はなんと・・・魔法少女をはじめました。
事の始まりは、昨日の学校帰り。塾に向かう途中に傷だらけのフェレット――ユーノ・スクライア君を見つけたことから。友達のアリサちゃんやすずかちゃんと相談してそのユーノ君を動物病院に預けて、そのままお別れしたんだけど。
けどその夜に、一昨日から頭の中に直接聞こえていた男の子がまたして、その声に導かれるままに動物病院へ辿り着くと、真っ黒でモコモコしたお化けにユーノ君が襲われる場面に立ち会っちゃった。それだけでも十分驚いたのに、ユーノ君はさらに人の言葉を話した。頭の中に聞こえていたあの声で。
ユーノ君が言うには、ある探し物の為に別の世界から来て、その上・・・
――探し物を見つけるために手伝ってほしいんです。僕の力を、魔法の力を使って――
作り話とかでしか聴いたことがない魔法。本当に在れば素敵だな〜とは思ってたけど、実際にそう言われると疑っちゃう。けど、魔法は本当に在った
――我、指名を受けし者なり。契約の下、その力を解き放て。風は空に、星は天に。そして不屈の魂はこの胸に。この手に魔法を――
(レイジングハート・・・)
首から下げた赤い宝石、“レイジングハート”を手の平に乗せて、眺める。魔法の力で変身して、モコモコお化けをなんとか封印することが出来たんだ。
(私、本当に魔法使いになっちゃったんだなぁ〜)
送迎バスの窓から空を眺めて、昨夜、そして今朝、ユーノ君に教えてもらったことを思い返す。ジュエルシード。願いを叶えることが出来る魔法の石。聴いていてすごいなぁって思ったけど、実は結構危ない物みたい。すごい力だからこそ不安定で、昨夜みたいに暴走しちゃうっていう。
ユーノ君はそうならないように1人で集めようとしてたみたい。それも全部ユーノ君の強い責任感から。ジュエルシードを発掘したのはユーノ君とお友達。けどジュエルシードを運んでいた船に何か不運があったみたいで、その所為でジュエルシードがたまたまこの世界に落ちた、という話だった。
『なのは。今いい?』
『ユーノ君? うん、いいよ』
頭の中に聞こえてきたユーノ君の声。コレも魔法の1つ。心でお話が出来るっていう便利な魔法で、念話っていう名前。私がユーノ君に導かれた時もこの魔法によるものだった。
『さっきは言いそびれたけど、あと1週間、ううん、5日でいい、なのはの家に置いてほしいんだ。魔力が回復するまでで。あ、でも迷惑なら――本当に今さらだけど、迷惑ならすぐにでも出て行――』
『待っ
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