双大剣士の実力
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六十一層にあったんなら案内してくんない?」
「ああ、じゃあ行こうか」
三人は六十一層に行くことになった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「そう言えばさぁ、ゲツガって自分の世界じゃ攻略組だったんだろ?なんか二つ名みたいなもん付けられてた?」
六十一層に向かう途中、不意にリクヤがこんなことを聞いてきた。
「あ、それ私も気になる」
ユカも気になるためリクヤの提案に乗った。
「二つ名?あるけどリクヤみたいなやつじゃないぞ。正直言われて恥ずかしい」
「いいじゃん、聞いたってこっちでは広がったってそっちには何の痕跡も残らないんだから。だいたい、二つ名なんてどれも恥ずかしいもんじゃない」
ユカの言うことはまったくの正論である。
「もしかして、ゲツガ、実は持ってなかったりするんじゃないの?」
「もってるよ、ホワイトバレッドって言うもんを」
そう言うと二人とも不思議そうに首をかしげた。
「何でホワイトバレッド?」
「確かに白い服装はしてるけどバレッド、弾丸ってのは合わないような……もしかしてゲツガって俊敏に極振りのタイプなのか?」
「いや、俺は純粋なパワーファイター。俊敏なんてほとんどない」
ゲツガが言うとリクヤとユカの頭にはてなマークを浮かべる。まあ、筋力極振りのタイプじゃなさそうなユカにはわからなそうだがリクヤなら多分解るだろう。
「もしかして、壁を蹴るとか?」
「正解。移動が遅いからどうすればいいか考えた結果こうなったわけ」
「なるほど〜。俺も筋力を結構優先してるからゲツガの考えわかるぜ」
そう話している間に転移門に着いた。そして六十一層の街に転移した後、ゲツガは自分の家に向かう。
しかし、そこにはやはり家の影すらなくあるのは地面に大きく口を開けた穴であった。
「どうやら、ゲツガの家はなかったっぽいけどここが俺らの目的としていた場所なんじゃないの?」
「そうね、私はじめて来たわけじゃないからわかるけどここにこんな入り口はなかった」
「ああ。俺の家がないならここは別世界しかないわけだが、どうせこの場所をクリアすれば結果的には戻れるかもしれないからな」
「そうと決まれば早速入ろうぜ」
リクヤを先頭にしてその洞窟の中に入って行った。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
洞窟に入るが中は意外に機械のようなのものがありどちらかと言うと何かの施設と言った場所だった。
「意外な場所だな。SAOにもこんな機械的なものが組み込まれていたなんて」
「そうだな〜。SAOにはこんな感じのものなかったのに何でこんなものがあるんだろ?って言うより、何か一度見たような場所だと思うのは俺だけ
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