ターン17 次峰、必殺のスペシャルバーガー
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のレベルを1上げて7に変更する。これでリチュアル・ウェポンは対象不適切で破壊だな」
「……墓地から妖怪のいたずらのもう一つの効果発動。このカードを除外し、ハングリーバーガーのレベルをエンドフェイズまで1下げて5にする。これでこのターンの間は問題ない」
ハングリーバーガー ☆6→5→6 攻2000→3500 守1850→3350
リチュアル・ウェポン
装備魔法
レベル6以下の儀式モンスターのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力と守備力は1500ポイントアップする。
今の一瞬のやり取りもすごかったけど、個人的にはそれよりソリットビジョンに反映された、大口を開けたハンバーガーが身にまとったポテトの剣と包み紙の鎧のほうが気になってしょうがなかった。確かにハンバーガーが鎧をつけるのは無理があるんだけども。あ、なんかおなか減ってきた。
『なにが腹減っただ、今生放送中だろが。全国に恥晒すな空気読めバーカ』
「相変わらず口悪いね。もー慣れたけどさ」
「……ハングリーバーガーで、ハイドロゲドンを攻撃。暴飲暴食メタボリック!」
「ああ、かかってこい」
ハングリーバーガー 攻3500→ハイドロゲドン 攻1600(破壊)
「……む?」
「永続トラップ、スピリットバリア発動。このカードが場にあって俺がモンスターをコントロールしている限り、俺への戦闘ダメージは0になる」
スピリットバリア……三沢のあのデッキはウォーター・ドラゴンが軸だけど、罠モンスターの数も割と多い。宮廷のしきたりとの相性がいいからとのことらしい。そして僕のメタル・リフレクト・スライムのように、罠モンスターというのは一回伏せておくだけでいいのでかなり出しやすい。モンスターが基本途切れることのないデッキだからこそ投入していたカードなんだろうけど、一切の特殊召喚ができない今じゃその守りもいつまで持つだろうか。ああそうか、だからこそ用心のためにハイドロゲドンを出したのか。それでもリスキーな選択だけど。
「……モンスターの戦闘破壊は完了、よって一枚ドロー。ターンを終了する。そしてこの時妖怪のいたずらの力がなくなりハングリーバーガーのレベルが7になり、リチュアル・ウェポンが対象不適当で自壊する」
ハングリーバーガー ☆6→7 攻3500→2000 守3350→1850
三沢 LP4000 手札:1 モンスター:オキシゲドン(攻) 魔法・罠:スピリットバリア、1(伏せ)
天田 LP3800 手札:1 モンスター:ハングリーバーガー(攻) 魔法・罠:0
「俺のターン、ドロー!カードをセットしてターンを終了するっ!」
モンスターの表示形式すら変えず、ただ引いたカードをそのまま伏せただけの三沢に対し、再びざわざわと会場が揺れる
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