ターン17 次峰、必殺のスペシャルバーガー
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」
『お前なあ………儀式魔人どもの効果に決まってんだろ。詳しいことはお前の彼女にでも聞け。俺は観戦で忙しい』
「かのっ!?い、いや別に僕そんなんじゃっ!」
『あーるっさい。少しぐらい静かにしてろ』
「ど、どうしたの急に、だって?」
「いや、その、えーと…………今何が起きたの?」
一瞬迷ったけど、どうせ今わからないとずっともやもやするだろうから素直に聞いておく。三沢が理解してるから天田も説明する気配が見えないし。
「つまり、儀式魔人たちにはそれぞれの効果があってね?それで………」
要約すると、儀式魔人にはそれぞれ儀式召喚に使った時その儀式モンスターに特殊効果をつける能力があって、プレサイダーはそのモンスターが戦闘で相手を倒した時に1ドロー、プレコグスターによって戦闘ダメージを与えた時に相手は手札を1枚捨て、リリーサーの効果が生きてる限り相手はモンスターを特殊召喚できず、ディザースによっていかなるトラップの効果も受け付けなくなる。らしい。今和睦の使者が効いたのは、ハングリーバーガーに対して影響を与えるトラップじゃないから、とのこと。
「よくわかった、ありがとうね」
「どういたしまして、なんだって」
「……さあ、続けるぞ。とはいえ、ターンエンドだがな」
三沢 LP4000 手札:4 モンスター:オキシゲドン(攻) 魔法・罠:0
天田 LP4000 手札:0 モンスター:ハングリーバーガー(攻)、光帝クライス(攻) 魔法・罠:0
「俺のターン、ドロー!黄泉ガエルは自分が魔法、罠を使っていない場合、スタンバイフェイズに墓地からノーコストで特殊召喚できる………はずなんだが、リリーサーの効果でそれも無理、か。まあ仕方がないか、ハイドロゲドンを召喚!」
酸素の翼竜の隣に水柱が立ち、水素の名を持つ恐りゅ………恐…竜…?まあ、本人が恐竜だって言ってんだから恐竜なんだろう。とにかく立ち上がる。
ハイドロゲドン
効果モンスター
星4/水属性/恐竜族/攻1600/守1000
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
自分のデッキから「ハイドロゲドン」1体を特殊召喚する事ができる。
『ハイドロゲドン!?三沢、一体何企んでんだ?』
「……何をする気だ?」
「まあ見ていろ。手札を3枚伏せ、ターンを終了する」
そう自信満々に宣言した三沢に、ざわざわと会場がざわめく。あの三沢が何も考えずにハイドロゲドンを出すとは思えないけど……。
「……ドロー。リチュアル・ウェポンをハングリーバーガーに装備。レベル6儀式モンスターのハングリーバーガーは、攻守が1500アップする」
「おっと、そこでカードを発動するぞ。リバースカード、スター・チェンジャーの効果で、ハングリーバーガー
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