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【完結】剣製の魔法少女戦記
第四章 空白期編
第九十一話    『士郎 VS 志貴によるガチバトル』
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八神家での全員による華麗(カレー)なる食卓(笑)…。
志貴は何気なくカリーな代行者の人を思い出していた。
そんな事はどうでもいいとして、本日も夕食は終了となり食器洗いなどの作業が終わらした後、さっそくはやてがもう何回開かれたか分からない家族会議を開いていた。
なにげに日課になっている家族会議。そこではどんな面白い事を話し合うかの場所である。人は多いので話題は絶えない。
もちろん代表ははやてでそれを主にシャマルやキャスター、アルクェイドが扇動している。他のメンツは聞き手に回って受け答えなどをしている。
よく提案の犠牲にあうのは幸運:Eの士郎や志貴、そしてザフィーラの男連中だったりする。
さらに提案された内容によってはシホ達もたまに巻き添えを食うという少し怖いものだったり。
そして今回議題に挙げられたのは何気ないはやての一言。


“士郎と志貴ってどっちが強いん…?”


その質問をはやてが発言した瞬間、士郎と志貴の互いの思考が一斉に戦闘状態にまで移行した。

「はやて。何を言うかと思えばただの人間であるシロウと英霊の志貴じゃ比べるのもおかしいんじゃない…?」

アルクェイドがそう発言する。
士郎と志貴は無言を通す。周りのみんなに賽を投げたともいうが…。

「しかし…そうだな。士郎は一度月村邸襲撃時に志貴に体術で負けていたと記憶しているが…」

シグナムの発言。
それによって士郎の表情は一瞬…本当に一瞬悔しさに彩られる。
対して志貴は何も言わずただ「ふっ…」と口元を笑みで歪める。

「でもよー、士郎もそんときは本気を出していなかったんだろ? ならまだ勝負はわかんないんじゃないか…?」

ヴィータの援護の言葉により下降傾向の気持ちが幾分浮上していく士郎。
表情はなんとか回復した。

「ですがそれでもサーヴァントは人の身では敵わないと言われているんですよね…? そこのところどうなんでしょうか…?」

シャマルの発言で話は平行線をたどる。
だがそれに続くかのようにリインフォースが、

「しかし士郎は一度エミヤを倒し、さらにギルガメッシュを倒すというところまで追い詰めた過去がある。だからサーヴァントだからといって勝てないという道理はないと思います、我が主」
「そうですね〜。キャスターのクラスの私はご主人様(マスター)と戦ったら負ける可能性は高いです。キャスターのクラスはサーヴァントの中で一番最弱な部類ですから…」

リインフォースの言葉にキャスターも士郎を援護するようにそう発言する。

「ならば、一度試しに士郎と志貴での全力勝負を行ってみてはどうだろうか…?」
「それや! ナイスアイディアやで、ザフィーラ!」
「「……………」」

はやてがザフィーラの提案に頷きを見せている
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