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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
セシリア・オルコット
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〜一夏side〜

二限目終了時にムカつく金髪の女生徒から話しかけられた。

それで俺は嫌な気持ちでいっぱいだったのだがそのイラつく発言に返事を返そうとして、ふと横の怜をみたら怜が物凄い笑顔なんだが黒いオーラ全開で金髪の女生徒を睨み付けていた。

俺はその顔を見た瞬間声を上げそうになるほどの寒気に襲われたが、いつもの顔に戻ると金髪の女生徒を無視して飲み物を買いに行こうと言い出した。

俺はその意見を聞き、一緒に行くことにした。

その時に怜は金髪の女生徒に絡まれていたが無視して教室を出ていた。

俺は「本当に良かったのか?」と聞いたが怜の中ではさっきのやり取りはなかったことになってるらしい。

俺は女子ってやっぱり怒らせると怖いと改めて思ったぜ…。

〜一夏sideout〜










〜レイside〜

あ〜、それにしてもウザかったなあの縦ロール……いや、バターロール。

あんな奴バターロールで十分……いや、バターロールに失礼か。

でもしっくりきたからバターロールと呼ぼう、そうしよう。

今ちょうどクラス代表を決めている最中で候補を推薦か立候補で決めるらしいがほとんどの女子が一夏を推薦した。

今のところは候補は一夏のみである。

まあこのままだと一夏になるだろうなとぼ〜っと考えていたらまたあのバターロールが口を出してきた。

やれ「男がクラス代表なんて恥さらし」だの「実力から言えば私がなるのは当然」だの僕はそうとうイライラしながら我慢して聞いていたけどある一言で堪忍袋の緒が切れた。


「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、耐え難い苦痛で…」


ハ?後進的な国だと?

束や織斑先生、一夏が生まれた国が?

ISが生まれたのもここ、日本なのに?

僕の大切な家族や友人のいるこの国をそんなにバカに出来るほどあんたは偉いの?


「イギリ「黙れこのバターロール。その薄汚い口を閉じろ」ス……」


一夏が何かを言おうとしていたが僕の声によってかき消された。

だけど一夏を気にしている時ではない。

その発言を聞いたバターロールはと言うとメチャクチャ切れてた。

でもそんなの何ともない。


「あ、貴女ねぇ!わたくしにはセシリア・オルコットというちゃんとした名前がありますのよ !? わたくしを侮辱しますの !?」

「ハッ!笑わせてくれるじゃないの。セクシーだかオルゴールだか知らないけどね、あんたが先に侮辱したんじゃないの!何が後進的な国で暮らさなくてはいけないことが苦痛だよ!あんたが乗るISだって日本人の篠ノ之 束博士が作ったってことを分かって言ってるの?それに実力から言えばあ
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