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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
二話〜『覇王』襲来
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きー」
「それじゃあ流すよー」
優とお風呂に入っていると、ドアがノックされた。
「ママー。私も入っていいー?」
「いいよー。入っておいでー」
ノックしてきたのはヴィヴィオ。入って来たのは……
「おじゃましま〜す」
「………入るぞ」
士郎君とヴィヴィオだった。
「わー。お父さんも一緒?」
「あ、ああ。お姉ちゃんがどうしても、って言うからな……」
「たまには皆一緒でもいいでしょ?」
「ま、まあそう…だね」
思い返すと士郎君とお風呂に入った記憶ってほとんどない。
だから、と言うのも何だが
「いい機会だしパパ背中流してあげるよ」
「む、それならお願いするとしようか。お返しに髪を洗ってあげよう」
「ありがとう。……これがランス君なら洗いっこと称したセクハラするよね」
「間違いないな」
最後の方は小声で話した為、優には聞こえていなかった。しかし……
「ランスさんそんなことするんだ……」
ヴィヴィオには聞こえていたようだった。
「ヴィヴィオも付き合うならランス君みたいなスケベじゃなくてパパみたいないい人にするんだよ」
「はーい」
…………………………………………………………………
「どう?弱かったりとかしない?」
「大丈夫だ。上手いよ」
「ありがとう」
ヴィヴィオも身体を洗い終え、湯舟に入る。
それで少し広くなった洗い場では私が士郎君の背中を流していた。
古傷だらけの背中。最初は驚いたが、今ではもう見慣れたものだ。
「はい。OKだよ」
「ありがとう。それではなのはの番だな」
「うん。お願い」
そう言って後ろに回り、私の髪を洗い始める。
元が器用な士郎君は髪を洗うのも上手だった。
洗い終わり、湯舟に入ろうとするも、四人では狭い。
と、思ったが、優は長く入っていたため、上がりたがっている。
「暑いー。お母さん、上がろーよー」
「でもママはまだ入ってないんだけど……」
「それなら私が優の着替え手伝うからママはゆっくり入ってて」
「ヴィヴィオ、ありがとう。それじゃお願い」
そうして子供たちは上がって行った。
久しぶりに士郎君と私の二人っきりだ。
「ヴィヴィオも一丁前にお姉ちゃんだね」
「ああ。優の面倒もよくみてくれているし、成長したものだ」
そんな会話を交わしつつ、久々に夫婦水入らずを満喫した私であった。
……別に深い意味はないよ。
side ノーヴェ
救助隊の装備確認も終わり、帰路に着いたあたしに突如として話しかけてくる奴がいた。
「ストライクアーツ有段者、ノーヴェ・ナカジマさんとお
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