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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
二話〜『覇王』襲来
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か?」
「うん!」


何をやるんだろう?そう思っていたらヴィヴィオはデバイス、セイクリッド・ハートを掴む。


「セイクリッド・ハート、セットアーップ!」


そしてセットアップすると、そこには16、7才くらいの姿になったヴィヴィオがいた。


「すみませーん、ここ使わせてもらいまーす」
「失礼しまーす」


そして二人は練習場の中央くらいまで行く。


「何が始まるの?」


私はコロナに聞いた。


「二人の組手だよ。ある意味名物みたいになってるんだ」


コロナの言葉に周りを見回すと、練習をしていた人たちもみんなヴィヴィオ達の方を見ている。



「それじゃあ行くよ、ノーヴェ!」
「おうよ!」


まずは軽くジャブの応酬。そこから蹴りや拳のラッシュを仕掛ける。それを防ぎきるとどちらからともなく距離を開ける。そしてまた牽制攻撃を繰り出していく。


「ほぇ〜。二人ともすげえッスね〜」
「はい!」


気が付けばここにいるほとんどの人が二人の組手に見入っていた。


「ちょっと上げてくぞ、ヴィヴィオ」
「オッケー!」


そんなギャラリーには見向きもせず、さらに高速の打ち合いを始めた。
正直に言えばヴィヴィオのレベルの高さには開いた口がふさがらない。
その後、20分ほど組手を続けた二人への賞賛を聞きながらゆっくりとダウンをした。




side ヴィヴィオ


「今日もみっちりやったねー」
「私はいろいろと驚かされたよー」


帰り道、リオからの質問攻めがあったが、お喋りしながらのんびりと帰る。
途中まできたところでノーヴェが立ち止まる。


「わりぃ、ウェンディ。チビ達頼むわ」
「いいッスけど……なんかあるんスか?」
「救助隊の装備調整だ。ってなわけだからよろしくな」
「りょーかいッス!!」


ノーヴェは救助隊で別行動になったので、4人で帰ることになった。


「それじゃあ気を付けてな」
「「「「はーい!」」」」


ノーヴェの一言に返事をする私達。………ウェンディは別にしなくても平気だと思うけどね。




…………………………………………………………………


「ただいま〜」
「お帰りヴィヴィオ」


家に着くとパパの姿しか見当たらなかった。


「あれ?ママと優は?」
「お風呂に入っているぞ。ヴィヴィオも一緒に入ってきたらどうだ?」


パパがそう提案するが、私はもう少し捻りが欲しいと思った。
そうしてあることを思いつく。


「そうだ!ねえパパ……」




side なのは


「大丈夫?かゆいとこない?」
「へい
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