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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
IS学園入学
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のだがボーっとして話を聞いていなかった。

僕はそれを見かねて一夏くんの肩を叩いた。

一夏くんは不思議そうな顔をして僕に顔を向けたが先生が呼びかけているのにそこで気づいたらしく「悪い、ありがとうな」と僕に一言告げてから自己紹介を始めた。


「織斑 一夏です。よろしくお願いします」


一言だけだった。

いや、そこはもっと話そうよみたいな雰囲気が他の女子達から向けられている。

まあ僕は簡潔で良いんじゃないかと思ったけど。

そして一夏くんの悩んだあげくの「以上です」の言葉で『がたたっ』と教室の殆どの女子が椅子からずっこけたのは思わず吹いてしまった。

まあその後、さっき教室に入ってきた千冬ちゃ……織斑先生に一夏くんが出席簿で叩かれた。

いや、何で心の中で言おうとしたことが分かって睨み付けられるのさ !?


「げえっ、クラン !?」


そう考えてる内に一夏くんがいらん発言をして『パアンッ!』と出席簿をまた振り落とされていた。

まあさっきの発言は声優ネタだね。

ん?メタるな?

良いじゃないそれくらい。


「誰が某変形ロボットアニメで出てくるゼントランか、馬鹿者」


織斑先生もメタってるし良いよね?

その後ヤマヤ……ん?ヤマヤじゃ分からない?

副担任の山田 真耶先生のニックネームだよ。

あのおっぱいは束に匹敵するね。

まあ織斑先生もデカイけど。

まあヤマヤ先生と織斑先生が少し話した後に千冬さんも自己紹介をし始めた。


「私が織斑 千冬だ。お前ら新人達を一年で使い物になるIS操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことは絶対だ。従え、良いな?」


うん、どこのハートマン軍曹さ。

軍じゃねえんだから…。

こんな暴力発言にクラスのみんなは引いていると思ったが突如に黄色い声援が響いた。


「キャー!本物!本物の千冬様よー!」

「私、ずっとファンだったんです!」

「私はお姉様に憧れてこの学園に来たんです!海鳴市から!」


おい!一人どこかのリリカル魔法少女の住んでいた架空都市から来た奴いたぞ !?


「憧れの千冬様にご指導をいただけるなんて最高ですー♪」

「ユニバース!」


最後の奴はどこかの某有名ヒゲロボットで出てきた金色の丸い機体の変なサングラスかけたパイロットかよ !?

通常はボケに回る僕をツッコミにさせるなんて何て恐ろしいクラスなの !?

さて、まあネタは置いといて織斑先生が呆れていた。

まあみんなに呆れていることを言ったらまたそこで黄色い声援が上がり、織斑先生は諦めて一夏くんにさっきの自己紹介について注意していた。

まあその後一夏くんが叩かれて
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