第八夜 ルーミアは捕食する
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クテルです。 リバイバーは甦るという意味で、元気付けるや迎えるという意味もあります。 痛みに対する気つけ、そして歓迎の意味。 この店に来てくれるものはどんな方であれ僕は歓迎したいです」
悠がルーミアに笑いかけながら言った。
「自分をかじったものでも歓迎するって言う意味ね」
美鈴は感心したように言った。
「また来てもいいのか?」
「もちろん、 待ってるよ」
わーいと言ってルーミアが満面の笑みを浮かべた。
「たまにかじってもいい?」
「それは、勘弁してください」
悠は右肩を抑えた。
「そう! その為にも私の弟子になりましょう! 人間でも簡単に妖怪退治。 護身、健康のためにも是非。 気功はかっこいいですよ〜」
美鈴が今日来た理由はこれであった。美鈴は少し前から弟子が欲しいみたいで悠に白羽の矢をたてていた。
「私も剣術を教えたいです」
妖夢も体を乗り出してきた。悠はなぜ達人と呼ばれる人たちはこんなにも教えたがるのだろうと考えていた。美鈴と妖夢が悠の武術センスの無さに呆れるのはもう少し後の話である。
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