第一部
第二章 〜幽州戦記〜
二十二 〜語らい〜
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「……気づいておられましたか」
「恐らく、華琳もな。……話は、聞いたな?」
「はい。ありがとうございます」
礼を述べる疾風。
「何故、礼を申すのだ?」
「曹操殿の誘いを、私達の事を思って断られたではありませぬか。……私達を、そこまで信じていただける事への、お礼です」
「……気にするな。一度従うと決めた者は、私の方から裏切る訳には参らぬ。それだけの事だ」
「歳三殿……。貴男に従って、良かった……本当に」
ふふ、こんな顔を見せられては、ますます蔑ろには出来ぬな。
例え、華琳と対決する事となっても、な。
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