暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
9話:宝・石・奪・取&疾走しちゃうぞ☆
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伸ばす。だが、そこに新たな魔法弾が地上から放たれ、内数発がテスタロッサに命中してしまう。

「うわぁ!?」
「フェイト!」
「フェイトちゃん!」

フェイトはそのまま地上へ落下、それを見たアルフはすぐにテスタロッサの落下地点へ向かい、フェイトを受け止める。
魔力弾が放たれたであろう場所を見ると、先程の輩がデバイスを構えていた。そして再び魔力弾を放とうと、魔力を溜めていた。

「ダメ!」
「っ!?」
「止めて!撃たないで!」

「俺達はジュエルシードを!」
〈了解です!〉
〈 KAMEN RIDE・FOURZE! ATACK RIDE・ROCKET! 〉

そんな輩とテスタロッサの間になのはが走り込む。俺達はその隙にカードを使用。その姿を白い体をした、頭部がスペースシャトルをモチーフにした仮面ライダー、「フォーゼ」へと変え、右腕にロケットモジュールを展開する。

「よっ!」
「なっ!?」
「アルフ!受け取れ!」

ロケットモジュールで体を宙に浮かせ、ジュエルシードを確保。それをテスタロッサを背負うアルフへと投げ渡す。アルフはそれを口でうまくくわえる。

「逃げるよフェイト!しっかり捕まって!」

アルフはそのままその場を去っていく。俺も地面に着地し、ディケイドへと戻る。

「き、貴様!今何をしたか、わかっているのか!?」
「何って、こちらからしてみれば、お前の方が何なんだと言いたいんだが」
「さっき名乗った筈だ!僕は時空管理局の…」
「はいはい、時空管理局ねぇ。知らねぇなぁ、そんのもん」
「な、なんだと!?」

俺の言葉にあからさまに怒りを見せる……クロ…クロ…まぁいいや。まだ話の途中だしな。

「いきなり見ず知らずの輩が現れ、いきなり知り合いを怪我させられたら、誰だってお前を疑うと思うぞ?」
「な、そんなこと――」
『もういいわ、クロノ』
「――かあさ、艦長!?」

そのとき、空中にモニターみたいなものが浮かび上がり、それにとある女性が浮かび上がる。

「んで、誰だあんた?」
『あら、紹介がまだだったわね。私はリンディ・ハラオウン。そこの彼、クロノ・ハラオウンの上司で…母親よ』
「ほう、家族そろってコソ泥ってか?ご苦労なこった」
「貴様…!」
『止めなさいクロノ。こちらにも非があります』

またしても怒りを向けてくるクロノ?を止める。

「しかし!」
『それよりも、ちょっとお話を聞きたいから、そこの二人をアースラに連れてきて欲しいの』
「了解です…」
『後、そこの方にも…』
「はい…」

何かあるのか、二人して俺を見ながら会話を進めていた。

[何かあるかもしれませんね]
[あぁ。警戒しとくべきかね…]









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