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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
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束に尋ねる。
束はニコーっと笑ったかと思うと、テンションMAXで喋りだした。
「そうだったよ〜♪もう!レイきゅんが裸だったからいきなり話がずれちゃったじゃないか〜。まあ良いや♪それで用っていうのはレイきゅんのISが出来たよ〜♪」
「え?マジで?」
「うん、マジで」
びっくりして聞き返すと束は私に当然とばかりにかえした。
え?ちょっと待ってよ。
開発に2ヶ月しかかかってないんだけど?
早すぎない?
そしてテンションが高いまま束は喋りだす。
「私も良い拾い物したもんだよ♪まさか男の子でいっくん以外の子が動かせることになるなんてね♪しかもそれはレイきゅんという最高の子なんて♪」
「拾い物って……まあ束に拾われたのは事実だけど束に拾い物なんて言われたくなかったよ…」
僕がしゅんとすると束が慌ててフォローし出す。
「いやいや!悪い意味じゃなくてね、その……言葉のあやと言うか……えと……」
それを見て僕は笑いだす。
「冗談だよ♪さて、真面目にいくけどあれは要求通りのスペックはある?」
「もう!からかうのは止めてよね?まあ無駄だろうけど。スペックはご要望以上だよ♪今のところ世界に存在するどのISよりも高いよ。まあ攻撃力は暮桜や白式には劣るけどね♪」
「おいおい……まあいい。問題はハイパージャマーシステムなんだけどどうだった?」
「バッチリだよ♪レーダーだけじゃなくて目視まで誤魔化せる完璧仕様ですよ♪ブイブイ♪」
僕は束の返事を聞いて満足した。
まあびっくりもしているけど喜びの方がデカイ。
これで束さんの目的や僕の目的が達成できる確率が高くなった。
それが嬉しい。
「さて、レイきゅん。本当にIS学園に行っちゃうの?」
「まあね♪そうじゃないと僕の目的を達成出来ないし。戸籍とかは大丈夫かな束?」
「うん大丈夫だよ♪」
「まあ極力束の目的の邪魔はしないし、状況によっちゃあ手伝うつもりではいるけど僕の障害になるなら排除しちゃうかもよ?」
「フッフッフー♪やれるものならやってみると良いよ♪まあ私も目的の邪魔をするなら戦ってやっつけちゃうけどね♪」
そう言って目線を交わす。
「僕を助けてくれてありがとう束♪さーって、そっちにISを取りに行った後、IS学園に入る準備をしなきゃなあ。女装もしないといけないし」
「ハハハ♪応援してるよレイきゅん♪まあ女装については大丈夫だよ♪見た目はどう見ても女の子なんだし♪」
「ハッハッハ!僕こそが本当の男の娘である!」
「本当も何もないんだけど面白いから良いや♪」
僕はこの後、束と和気あいあいと話しながら準備
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