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チートな俺とD×D
life.23:友達、救います。6
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life.23:友達、救います。6

おいらはイッセーだ!

ってなわけで俺もシリアスが似合わないのだが、
今目の前に二人が向き合ってる。
リアス部長とアーシアだ。
アーシアは借りてきた猫みたいに少し怯えた顔をしてる、
リアス部長はそれを楽しそうに見てる。
ちなみに朱乃さん小猫ちゃん祐斗は俺の後ろから成り行きを見守ってるようだ。

「それでこの子をどうするかよね、ある意味神側も堕天使側からも狙われる可能性あるわ」

「俺としてはこのままがいいですが、たぶん他が許さないと思うし」

「そうね、ところでアーシアさんかしら?」

「ひゃい!」

アーシアはびっくりして噛みながら答える、なんとなく癒されるな〜。

「あなた、悪魔になってみない?」

「・・・?・・・どういう意味ですか?」

「そうね、あなたはイッセーと一緒にいたのよね?」

「はい・・・助けてもらった恩もありますし・・・」

「でも彼は悪魔、そしてあなたは聖職者でしょ?普通は敵対同士なのよ」

「はい・・・そうですね・・」

あ〜悲しそうな顔しないでくれ、うるうるした瞳で俺を見られると凄く痛い、

「だから悪魔になれば、イッセーとず〜っと一緒にいれるわよ」

「ずっと一緒・・・」

凄く葛藤してるな、思考が追いつかないのか顔が真っ赤になってる。
リアス部長がアーシアの耳元で何かを囁く、するとアーシアの目がカッと開いて、

「私悪魔になります!」

決断を下すように言うとリアス部長も満足げに頷く。
手には紅いのチェス駒を出してる、形からして『僧侶《ビショップ》』だ。

「『僧侶《ビショップ》』の力は眷属の悪魔をフォローすること、
この子の回復能力は『僧侶《ビショップ》』向きともいえるわ。
前代未聞だけどシスターを悪魔にするのわ」

アーシアに駒を渡すと部長の体を紅い魔力が覆い。

「我、リアス・グレモリーの名において命ずる。汝、アーシア・アルジェントよ。
今再び我の下僕となるため、この地で悪魔と成れ。
汝、我が『僧侶《ビショップ》』として新たな生に歓喜せよ!」

駒がアーシアの中に入るのを確認してから部長が魔力を止め息を吐く、
アーシアは自分の中に入った駒の見て胸を触っている、

「これで転生になったわ、ふふふ、イッセー、あとはあなたが守ってあげなさい。
先輩悪魔なのだから」

「はい!」

「イッセーさん、よろしくお願いします」

「おう」

リアス部長はいたずらっぽい笑みを浮かべる、アーシアは幸せそうに微笑んでる、
小猫ちゃんは来るときに作ったイチゴ大福をもぐもぐとしてる。
朱乃さんはうふふっとお姉さま笑いをしてる、祐斗はさわやか笑顔で微笑んでる。
みんな
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