第二話「目覚める力」
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があるならアーノルドもほっとけっての!!!もぉ!」
「……、何か……すんません」
謝ったのに脛を蹴られる翠、アケミは行くわよ!と言いズンズンと住宅街の道を進んでいくのであった。
「ってて……!!行くってどこに!?」
「セイントハウンドよ!!」
翠は脛を抑え一本足でぴょこぴょこ跳びながら彼女の後に続く。
ふと、このボロボロになった塀とかはほっといていいのかな、と後ろを振り返る翠。
「あれ?」
だけどそこにはボロボロになった塀などなく、瓦礫一つ無いいつもと変わらない住宅街の道があった。
それに先ほどまでいなかったはずの人達が何食わぬ顔でそこらへんを歩いているのだ。
首をかしげる翠、なぁんだ今のは夢だったんだ、と胸を撫で下ろす翠、だがそんな彼を現実に連れ戻すかのように彼女の罵声が響いた。
「早くしなさい!!」
「はぇっ!?はっ、はーい!!!」
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