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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
一話〜今日から四年生!
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side ヴィヴィオ


学校帰りに図書館に行き、他愛ない話をしながら本を探し、気に入った本を借りて帰る。
いつもと同じ日常。
だけど、今日は家に帰ると家のものではない靴が三足あった。


「ヴィヴィオ、お邪魔してます」
「よう!久しぶりだな」


リビングには久々に会うママの親友とその旦那さんの姿があった。


「フェイトさん、ランスさん、お久し振りです!」
「久しぶりだね。また大きくなった?」
「はい!」


でも何でフェイトさんも来ているんだろう?普段忙しいフェイトさんと違ってランスさんとアリシアはよく来るけど、三人一緒、というのは滅多にないことなのだ。
とても気になる。


「ヴィヴィオ、ひとまず着替えてきたら?」
「はーい」


なのはママに言われて二階へ向かう。
パパも忙しそうにしてたから今夜はご馳走かな?
早く着替えて手伝おう!



………………………………………………………………………


「ごちそうさまでした」
「もう食べらんない〜」
「アリシア食べ過ぎだよ……」


優とアリシアのやり取りを聞きつつ魔法の練習の支度をしていると、何かを抱えたママとパパがこちらにやって来た。


「ヴィヴィオも四年生になったし魔法の基礎も出来てきたな」
「うん」
「そんなヴィヴィオにプレゼントがあります!」
「えっ?」


プレゼント?何だろう?


「じゃじゃーん!ヴィヴィオ専用デバイス二機!」
「私達が今日マリーさんから受け取ったんだよ」


そう言ってペンダントと箱を受け取った。


「こっちのペンダントはアームドデバイスみたいだけど……この箱は?」
「開けてごらん」


箱を開けると、中に入っていたのは……うさぎのぬいぐるみだった。
そしてそのうさぎは……飛んだ。


「え、え、ええ!?ととと、飛んだよ!?動いたよ!?」
「その機能はおまけだって。中身は普通のクリスタルタイプだよ」
「剣の方と違ってそいつにはまだ名前もねえらしいからな。お前が決めてやれ」


名前、か。既に自分のデバイスを持ったら付けようと思っていた名前がある。
『セイクリッド・ハート』略称クリス。


「こいつはヴィヴィオのデータのリサーチもしてあるそうだ」
「リサーチしてくれたってことはあれ、できる?」
「もちろん!じゃあ外に行こうか」



………………………………………………………………………


皆で庭に出て私のマスター登録を見ている。


[マスター認証、衛宮ヴィヴィオ。個体名『セイクリッド・ハート』愛称クリス。アームドデバイス『エクスカリバー』とのパスを確認。使用魔法はミッド、ベルカ|混
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