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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
一話〜今日から四年生!
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side 優
「「行ってきまーす!」」
「道中気を付けてな」
「お母さん、お姉ちゃん、いってらっしゃーい」
僕の名前は衛宮優。現在二才の衛宮家の長男です。
お父さんの名前は衛宮士郎。管理局の三佐で凶悪事件専門の特別出動魔導師と、近所でのお料理教室がお仕事の一家の大黒柱。魔導師ランクは空戦SS+、陸戦SS-、総合SSの管理局最高クラスの実力者。
レアスキルの投影魔術を使えばSSSを凌駕するほど強いらしいです。
お母さんの名前は衛宮なのは。お父さんと同じく管理局員で、『エース・オブ・エース』と呼ばれる魔導師で、戦技教導官という魔導師の先生をしています。
お母さんには色んな二つ名がつけられています。仲間内では『最強の若妻』『ママさん教導官』、お父さんとセットで『最強夫婦』。悪い人達からは『管理局の白い魔王』『美しき悪魔』『桜色の恐怖』等々たくさん二つ名を持っています。これは全部八神の家のはやてお姉さんから教えてもらいました。
ちなみにお父さんとは年中ラブラブです。
お姉ちゃんの名前は衛宮ヴィヴィオ。St.ヒルデ魔法学院の四年生。
僕と血の繋がりはない、お父さんとお母さんの養子だけど、僕に本当の姉として接してくれています。
お父さんに剣技を、ノーヴェさんにストライクアーツを習っていて、とても忙しそうにしています。
僕はまだ小さいから、と言ってお父さんは魔術回路の制御しか教えてくれないけれど、その内僕も剣技を習ってお姉ちゃんみたいに強くなるのが目標です。
「さて、一時間後には生徒達が来るからな。優も朝の仕度は終わらせるんだぞ」
「はーい」
これが、僕達家族です。
side ヴィヴィオ
「おはよー!」
「ごきげんよう、ヴィヴィオ」
「リオ、コロナ、おはよう!」
学院に着くと、親友の二人に会った。
「今年は三人一緒だといいねー」
「きっとなれるって!」
「ワクワクするね」
三人で他愛ない話をしながらクラスの発表の掲示を見る。
「やったー!皆一緒だよ!」
「それじゃ……」
「「「いえーい!」」」
ハイタッチを交わした。これから一年、去年よりも楽しくなるといいな。
始業式の最中そんなことを考えていた。
…………………………………………………………………
「図書館寄ってこーよ!」
始業式が終わり、図書館に寄り道をしようと言うリオの提案には賛成だ。
しかし、その前にやりたいことがあった。
「その前に教室で記念撮影したいな。お世話になってる皆さんに送りたいから」
「いーね!撮ろう撮ろう!!」
…………………………………………………………………
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