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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第6話 決意(前編)-それはある日の夕暮れに・・なの!-
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走る車はそれほどに感じない・・・体感速度は距離が離れていればいるほど遅く感じるものである。
今のなのは達はそれを体感していた。
おそらく目の前でされたらみえなかったであろう太陽の動き。
躱され抜かれた瞬間に反転一気にダッシュして相手の前に回り込む。
ただそれだけなのだが・・早さが尋常ではないのだ。
対比対象がすぐ近くの相手選手でほぼ倍速近い速度で動いているのだから驚くしかない。
前述の体感速度の例のごとく離れて見るなのは達にはそれこそ太陽の周りが全てスローモーションがかかったように見えるのだ。
「「「・・・・・」」」
未だボーゼンとする少女たち。
<あ〜・・・まあ当然といえば当然ですね〜>
とアルの言葉で正気を戻す3人。
「いや、おかしいでしょ(゚Д゚)ノ!?今の動き!」
「ほんとに早送りされてたみたいだったよね・・?」
驚きから立ち直れてないアリサとすずか。
「わあ〜、やっぱり太陽くんはすごいの(((o(*゚▽゚*)o)))!!」
何やら尊敬の眼差しを向けるなのは。
「今のを『スゴイ』で片付けるな!」
「・・・あんな動き恭也さんくらいしかできないんじゃ・・・」
二人がそこまで言った所で、
<うちのマスター、その恭也さんとガチれますよ?>
「「(°д°)」」
<それが普通の反応ですよね〜>
「・・・・ていうか・・・ホントに
人間
(
ひと
)
?」
<どうでしょう?・・・・っていうかなにげに恭也さんも
人外
(
そっち
)
のカテゴリーなんですね>
_________________
そんな外野の驚きをよそに試合は進む。
とりあえずボールを確保した太陽だったがすぐに窮地に立たされる結果となった。
理由は単純でただ走るだけならば太陽に追いつける選手はいないがボールを蹴りながら走り回る経験が全く無かったため、球を蹴るたびに減速しなければならず身体能力でカバーしても徐々に相手選手たちに囲まれだしていた。
ならばパスをと周りを見ても近くの味方はキッチリとマークされており、ロングパスしようにもそれをうまく通せるだけの技術がない。
(くそ、このままじゃ・・・どうすれば)
そう思っていくうちにも時間が過ぎ未だハーフラインを切れないまま残り時間は・・・
___________________
「あと15秒!」
計時係の声が聞こえなのは達は声を大きくして応援する。
「もう時間がないわよ!」
「がんばってー!!」
「太陽くん!!」
そんな応援を聞きながら
<・・・・マスターならあそこからでもゴール狙えるんじゃないですかね?>
ポツリとアルが呟き、それを聞い
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