暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第6話 決意(前編)-それはある日の夕暮れに・・なの!-
[7/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
か?>

「・・・はい・・どうぞ・・」

息を飲んでいたなのはは唐突な要請にそのまま頷く。

<では・・>

<・・ええ>

<<決着(はなし)つけましょうか>>

その言葉を最後に2機は沈黙した。
おそらく、シュミレーション用の仮想空間で色々やっているのだろう。
そんな沈黙を合図に

「「「「は〜〜・・」」」」

プレッシャーから解放された4人は息をつく。

「・・・・・あの子達・・・いっつもあんなんなの?」

そんな問いに

「「・・たまに・・ちょくちょく・・・・・結構・・・」」

「あ〜・・うん、もういいわ・・」

そう返すなのは達を見てアリサはいろいろ諦めた。

「は・ははは・・」

すずかはそれを見て乾いた笑い声を出していた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



そんなこんなで時間が過ぎ試合も終盤に差し掛かっていた。
なのは達も気を取り直して応援していたがここにきて相手チームの猛攻に耐え切れずゴール前での混戦にもつれ込む展開になってしまっていた。

「がんばれー!」

「耐えなさいよー・・って危ない!?右、右!」

「相手の攻撃すごいな〜」

「キーパーの子が耐えてるから持ってるみたいだけど・・・このままじゃ・・あ!?」

そんな時、ボールの争奪戦で何人かの選手がぶつかってもみくちゃになって倒れた。

  ピィィィィー

笛とともに試合が中断する。
倒れていた選手はすぐ起き上がるが、1人だけ様子がおかしいことに太陽は気づいた。

「・・・・ん?・・・あいつ・・・」

だが、すぐ起き上がったのでたいしたことないのかと安心した。
そうして下った審判の判定は相手チームのフリーキックだった。

「・・・防げるかな?」

そう言って不安そうにするなのは。

「防がないと同点じゃない・・・防ぎなさいよー!」

「キーパーの子は調子良さそうだし大丈夫じゃないかな?」

そう言って試合を見守るアリサとすずか。

「!?・・蹴るぞ!」

太陽の言葉と同時にシュートが放たれ・・・


    ピィィィィィィー!


笛の音とともにボールがネットに突き刺さった。

「「「「あーー!?」」」」

そんな落胆の声を上げる太陽たちと翠屋JFCの選手。
その反対に活気づく相手チーム。
それもつかの間すぐに試合再開というところで、

「タイム!」

監督の士郎がそう宣言した。
そのあと選手が士郎の所に集まる。

「どうしたんだろう?」

「さあ?」

「・・・もしかして・・」

「・・?太陽くん何か知ってるの?」

太陽の言葉にすずかが問いかけると、


[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ