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コラボ〜双大剣士・?I'm Bloody Black Rabbit?・氷の剣士〜
双大剣士との邂逅
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、アルケードにいるんだ?もしかしてトラベルチケットって転移ようアイテムみたいのものだったのか?」

 ゲツガは前に落ちているチケットを拾う。しかし、そのチケットには今まで何もかかれていなかったのだが文字が浮かび上がっていた。

「なんだ?」

旅行先〜双大剣士・目的1双大剣士に会う〜

「旅行先、双大剣士?どういう意味だ?それに目的って?」

 ゲツガは意味がわからないで首を傾げる。双大剣士、つまり大剣を二つに持つ剣士のことだろう。しかし、それがどういう意味なのかわからない。

「まあ、とりあえずエギルのところに行ってみるか」

 ゲツガはアルケードの人ごみを縫うように歩きながらエギルの店に行く。いつもどおりに店のドアを開ける。

「いらっしゃい、お客さん。今取り込み中だから少し待っといてくれ」

 ゲツガはその一瞬で違和感を感じる。いつもならゲツガの名前を呼び返すはずなのにお客さんと言った。エギルは常連は砕けた口調で話すはずなのだがおかしい。

「おい、エギル。今回のアイテムどれくらいで売れるんだ?」

「これぐらいだったら一万コルが妥当じゃないか?リクヤ、これぐらいならどうだ?」

「よし、まあこれぐらいあれば大丈夫だと思う」

 エギルと親しげに話すリクヤという男を見てゲツガは思った。SAOを始めてこの男を見たことがないのだ。エギルがこれほど親しく話すぐらいなのだから一度はリクヤという男の話をしてもおかしくな。しかし、エギルは話していない。もしかすると、ゲツガをドッキリしようとしてるんじゃないか?しかし、そうとは考えられない。とりあえず聞いてみることにする。

「すまん、俺のこと知ってるか?」

「ん、俺に聞いてるのか?悪いがアンタは見たことがないな。しかし、突然何を言うんだ?」

 エギルはそう言うと訝しげな表情を浮かべる。ゲツガはすまんと言って店から出た。人のいない通りに入り込み、裏にある小さな空き地の壁に背中を預けて腕を組む。

 先ほどのエギルの表情は一切知らないと言った風な感じだった。この世界では嘘発見機みたいなものすらないのでどうすることも出来ないがとりあえずエギルは本当に自分のことを知らないとわかった。

「つうことはここはどこになるんだ?俺は確か壁を通り抜けてここに来た……」

 そしてゲツガはポケットに入れてあるチケットを取り出す。ここに導いたのはこのチケットだ。このチケットなら何か知っているのかもしれない。しかし、先ほどの場所に双大剣士と目的しか書いていない。手がかりはこの双大剣士に会うしかないのか、そう思い息を吐くとNPCとは違う反応が二つこちらに近づいてきている。

 ゲツガはその二つの反応があるほうに視線を向けてからその人物がくるのを待つ。話し声が
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