暁 〜小説投稿サイト〜
連邦の朝
第十話 学徒
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
を受ければ、伝えよ。」
ジョージ二世は、ワイアットにそう言い放った。

「陛下それは……。しかし……。」
マーベリックは、驚きを隠せなかった普段のジョージ二世からは、とても信じられない条件だ。

「父上わかりました。その条件を果たさせて頂きます。」
ワイアットは、ジョージ二世そう言うとそそくさと謁見の間から、自室に帰るのだった。

こうしてアルビヨン王家第二王子グリーンは、トリステイン魔法学院に通うことと相成った。



「私の考えが、間違っているかな?」
ジョージ二世が、マーベリックに聞いた。

「王の何が、間違っておられますかな?間違っていたとしたら、私の演技ですかな。」
マーベリックの冷淡なまでの声色に、空気は凍った。

謁見の間は、伏魔殿の様相を見せていた。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ