第二話
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「……で?検討はつきそうなの?」
「まだね。早いとこ見つけて俊司を助けに行きましょう」
「そうね」
二人の話し合いは、夜遅くまで行われるのだった。
同日 革命軍地上本拠地
「さて、この書類を届けないと……」
朝早くから由莉香は真面目に仕事に取り組んでいた。
入隊直後から何事にも興味を示しきちんとこなしていた由莉香は、戦闘以外にも事務や雑用も多く行っていた。それだからか、軍の中では軽い人気者になっていた。
この日の仕事は、作成した書類をしていした場所に届けること。一見めんどくさい仕事だったが、由莉香は一生懸命行っていた。
「次は……ん?」
ふと彼女の目に飛び込んできたのは、総司令官の部屋だった。朝早くだと言うのに軽くドアが開いている。
ふと疑問に思った由莉香は、ゆっくりと部屋に近づいて行った。
新たな歯車が回り始めることも知らず。
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