番外編その2 リリカルな世界へ
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そんな中で最初に正気に戻ったのは桃子はんやった。
「士郎さん!」
恭也はんもお父はんも驚いて士郎はん近づいたんや。
「父さん!」
「高町!」
美由希はん、なのはちゃんもビックリしておった。
「おとうさん!」
「おとうさんー!」
その後が大変やった、葬儀場は大騒ぎで、中には気絶する人も出て救急車が何台も葬儀場へ集まって大事件になったんや。士郎さんも葬儀場から病院へ逆戻り。病院着いたら先生と看護婦はんも大騒ぎ、先生は『奇跡だ』って言うとった。
士郎はんの事は、東○ポに“奇跡の生還”って記事で載ったんやで。
その後、士郎はんは裏の仕事止めて、翠屋のマスターとして頑張っているそうや、なのははんも育児放棄されずに根暗にならんで済んだで、今はうちとはメール仲間や。
2004年3月18日
■神奈川県海鳴市
驚いたわ、ネギま!じゃないから小学校に行く前に魔帆良へ行くことがないと言う事で京都市内の小学校へせっちゃんと一緒に通っていたんやけど、小学3年の時にお父はんが鶴子はんから関東にある京都神鳴流の道場師範に命じられて一家そろって関東へ移住することになったんや。
最初聞いたときはネギま!のフラグかと思うたけど、道場の場所聞いて驚いたわ。神奈川県海鳴市へ移住なんて、アマテラス様はうちに何をさせたいんやと思ったで。
そんで、3月に入ると早速海鳴りへ来んやけど。道場の場所が翠屋と海鳴市営図書館の間という何これっていうロケーション、アマテラス様、これ絶対はやてのフラグ立てる気やろう?
引っ越しして早速翠屋へお父はん、お母はん、せっちゃんと共にお邪魔したんや。
翠屋に到着するとなのはちゃんが飛び出して迎えてくれたんや。
「木乃香ちゃん、刹那ちゃんお久しぶりなの」
相変わらず触手のようにツインテールが動くのが不思議や。
「なのはちゃん、お久しぶりやな」
「なのはさん、ご無沙汰しております」
んーせっちゃんは相変わらず堅いのー。
挨拶しながら翠屋へ入ると士郎はん、桃子はんが迎えてくれたんや。
「近衞、待ってたぞ」
「近衞さん、ようこそいらっしゃいました」
「高町、よろしくな」
「高町さん、よろしくお願いします」
翠屋でうちらの歓迎会が開かれたやけど、なぜか原作キャラが来ているわけで。
「アリサ・バニングスよ宜しく」
「月村すずかと言います。木乃香さん刹那さんよろしくお願い致します」
「木乃香ちゃん刹那ちゃん久しぶりだね美由希だよ」
「泳春さん、お久しぶりです。是非手合わせをお願いします」
ここでアリサ、すずかとも友達になったんや。
翠屋で歓迎会が済んでもうなのはちゃん達と連むようになりアリサやすずかの家にもいったんや。
せっちゃんと待ち探
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