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俺屍からネギま
宴会
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緒に鬼を二匹倒したんやから充分戦力として期待してるんよ。実力が有る思うから頼んでるんよ…実力無い思おたら頼まんよ。 」

「はい!有難うございます…ウチは戦います、守りたいものを守れるように。」

「木乃実さん…俺も異存は無いです。むしろお願いしたい位でした…これからよろしくお願いします。」


「そっか…ありがとうな、そしてゴメンな。その年で二人を戦場立たす事になるなんてな…ウチらの力不足や…ホンマ申し訳ない。」
陣と鶴子の二人の了承を得ると木乃実は、礼を言うのと同時にまだ子供である二人を戦わせなければならない事を心の底から悔やんでおり、その事が木乃実に深々と頭を下げさせたのであった。

「二人とも…本当に申し訳ない!」

「「「「「申し訳ない!!」」」」
木乃実の思いを皆が分かったのであろう、蔵之介に始まり他の幹部連も声を揃えて頭を下げた。

関東魔法協会と関西呪術協会は現在表立って戦闘をしている訳では無かったが、裏では政略や謀略と言った攻防が行われている。

その点において関東魔法協会理事長・近衛 近右衛門に一日の長が有り、魔法世界のMMのある魔法使いが資金においても人材においても優位に立っている事が関東魔法協会の関西呪術協会に対する高圧的な姿勢に繋がっている。

だからこそ優秀な者をより多く揃え実戦力を充実させ関西呪術協会の威を高める事で関東魔法協会に対して睨みを利かす必要があると考えているのである。
今現在も、日の本最強と称えられている御陵 哲心の存在が関東魔法協会や近右衛門らに表立った手段をとらせない要因である為に、関西呪術協会は戦力増強を行い更なる威を高める事が関東魔法協会の攻勢を止める手段であると考えている。


「頭を上げてくれや…木乃実さん、皆、関西の為に俺らの力が必要ならば喜んで使ってくれ。麻帆良を奪還して来いと言われれば喜んで行ってくるぜ。」

「ふふホンマ対したもんやで…流石は哲心はんの子や、もう五年程早く生まれておったら惚れてる所だったわぁ〜。」
陣のちょっと買い物いくわと言った様な感じで大きな事を言い、その逞しさに木乃実も調子を良くして冗談目かしたが陣はやや顔を赤くし、それを鶴子が睨みつけると木乃実に苦言を呈す。


「なっ木乃実様、陣何かに木乃実様は勿体無いですよ!大体こいつにそんな浮いた話は十年早いですし…。」

「おい鶴子…言い過ぎじゃね?」

「うるさいわ!あんたも木乃実様に言われて照れてんじゃないわ!」

「だとこの野郎!」

「野郎ちゃうわボケー!」

二人は小競り合いを始めてしまい周囲の者らは唖然としてその光景を見ていた。

「ふふ、ふふふふ!」

「ふふ…ははははは!」

「はは……ワハハハ!」

「「「「「ワハハハハハ
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