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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第18話 ベーオウルブズ
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うが同じ態度をとるリーガルは機動七課のムードーメーカー的な存在だ。

「ああ、リーガルもお疲れ」
「いやぁ、俺はテンション上がりっぱなしですわ!!まさかあの機動六課の高町なのはと一緒に仕事出来るとは………管理局の三大美女………伊達じゃ無いっすね!!!」

「少し黙りなさいよね………頭が痛くなるわ………」

そう言いながらリーガルの反対側に座る水色のショートカットの少女。
ウルフ3、青いゲシュペンストを纏うのがリーネ・マクリティだ。
ベーオウルブズ最年少14歳で魔力ランクAとリーガルと共に将来を期待されている新人だ。
年齢にそぐわない口調と高飛車な態度であまり友人となる人物がいないが、認める相手には最大級の敬意を示す。

「隊長、お疲れ様です。タオルをどうぞ」
「ありがとうリーネ」

リーネからタオルを渡され、首にかける。

「おーおー相変わらず隊長びいき。妬けるね………」
「そう言えばさっき機械のオイルを拭いた雑巾があったような………」
「どんだけ俺の事嫌いなの!?」

ギャーギャー騒ぐ両サイドに挟まれる桐谷に向かってくる1人の女性。

「隊長〜データ整理終わりました〜」

語尾を伸ばす話し方をする薄い緑色のボブヘアーの女性、。ウルフ4、緑のゲシュペンストを纏うフィーネ・マクリティだ。
リーネの姉であり、ギンガと同じ訓練校にいたギンガの親友。
のほほんとしているが、機械操作、情報収集に長けており、ベーオウルブズでもその役割を担う。
ちなみにギンガに負けず劣らずのスタイルで訓練校でもかなりの人気があったり。

「ありがとう」
「でも凄いですねぇ………こんな人相手に来年戦わなくちゃならないんですよね………ギンガちゃんも居るし勝てますかね〜?」
「やるしかないだろう。バルト・ベルバインの相手は俺がどうにかするよ」
「隊長だけに任せる訳には………」
「アホリーネ、俺達は隊長の邪魔をさせないように他の奴等をどうにかするんだよ。それに新人の中にはあの佐藤加奈も居るんだぜ」
「分かってるわよ。あんただけにはアホ言われたくないわ………」
「そうなのよね〜加奈ちゃんも居るのに私達勝てるのかしら………?」

同時にため息を吐く3人を見て苦笑いをこぼす桐谷。

(まあ確かに勝てないだろうな………)

実際桐谷から見ても勝てるとは思っていなかった。
最初こそ、加奈だけならば何とかなると思っていたが、今日、実際バルトと接触してその考えは無残にも崩れさった。

「取り敢えず今の状態では1%でも勝てる確率が無いことは明らかだ。先ずは連携の強化と操作の向上。それを集中的に訓練していく。ゲシュペンストは性能的に見れば、バリアアーマーの中でもかなり優秀だ。………だからこそ後は使い手次第って訳だ」


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