暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第18話 ベーオウルブズ
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ーマーの男、アルトアイゼンの桐谷は真っ直ぐグラウンドの方を見た。

「隊長、あの2人は機動六課の………」

そんな桐谷に集まるバリアアーマーが4体。桐谷がレジアスに提出したバリアアーマー、『ゲシュペンスト』だ。
それぞれ色が黒、赤、青、緑。狼のマークが右肩に書かれていて、それぞれナンバーが黒から順に1,2,3,4と書いてある。

「おおっ!!管理局のアイドル、高町なのはもいるぜ!!俺的にはフェイトちゃんの方が好みだがなのはちゃんも中々………」
「ウルフ2、キモいから止めて」
「き、キモって………リーネテメェ………」
「ウルフ3です」
「隊長どうする?このまま散開して殲滅するか?」
「ウルフ2、ウルフ3、ウルフ4は人質の避難誘導をしつつ、敵の殲滅を。俺とウルフ1が囮となって敵を引き付ける」
「分かりましたぁ〜」
「お姉………ウルフ4………シャキッとしてよもう………」
「頼みますぜ、ウルフ1」
「任せておけ」
「じゃあ皆、しっかり頼むぞ」
「「「「了解!!」」」」

そう話しあった彼ら、『べーオウルブズ』はスタンドから一気に駆け出した………










「ああっ!?突っ込んで来るのか!?」
「そんな!!人質も居るのに!!」

まさかの行動にバルトとなのはは思わず大声で驚いてしまったが、バリアアーマー達はべーオウルブズに向かって一斉射撃を始めた。

「何だと!?」

そんなバルトの驚きも気に留めず、敵のバリアアーマー達は一斉射撃を続ける。

「行くぞ!!!」

そんな弾丸を避ける事無く、真っ直ぐ突っ込む桐谷。
そのまま銃弾を受けながらステークで敵のバリアアーマーを貫き、沈黙させた。

「プラズマステーク!!」

そんなアルトアイゼンに続いて突っ込んで来たのがウルフ2と呼ばれた黒いバリアアーマー。
桐谷と同じようにステークを相手に打ち込み、電撃を流し、相手を沈黙させる。

「あっという間に………」
「ちっ!!」
「バルトさん!?」

そんな2人に続くかのようにバルトもヴォルフバイルを振り上げ、バリアアーマーを横なぎに一刀両断した。

「なっ!?」
「一刀両断!?」
「凄いですぅ………」

避難誘導しながらそんな様子を見ていた緑、赤、青のゲシュペンストの3人。
そんな3人の後方にピンクの砲撃魔法が通り過ぎた。

「よそ見しないの!!早く避難誘導を急がせて!!」
「「「は、はい!!」」」

3人はなのはの指揮の元、避難誘導を始めた………









(あの戦い方………まるで………)
「隊長………?」
「いや、何でもない」

ウルフ1に声を掛けられ、余計な考えを振り払う桐谷。
桐谷達2人とバルトの3
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