初めてのボス戦
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どっちかだと思う。この層に出てくる《ビッグモス》と同じようにリンプンの広範囲攻撃と他に幾つかの攻撃が追加されてると思うから気をつけて戦うこと。まあ、羽化または別のモンスターが出てきたときは、一度後退する方針で行く。ここまでで何か質問はあるか?」
その説明を聞いていくらかユキは驚く。確か、一人で偵察に行って、この数の情報と自らの予測をして説明していることに、すごいと思う。そして、その説明を聞いたプレイヤーたちはチームで作戦を練っていた。
「今回も誰一人欠けず、上の層に行こうぜ!」
「「「「「おー!!」」」」」
全員、その声に腕を上に伸ばして高らかに声を上げた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そして、ゲツガを先頭にして、プレイヤーたちはボス部屋へと入り込んだ。出てきたのはゲツガの説明したとおりの毛虫のようなモンスターであった。しかも、あまりのでかさに顔をしかめる者もいた。
「よし、戦闘開始だ!俺がまず、攻撃をしてあいつの攻撃パターンを見せる、それを一回で覚えて攻撃に入ってくれ!」
そう言ってゲツガは後ろの壁まで跳んで壁に引っ付くと一気に壁から毛虫に突っ込んで行った。そしてそれを察知した毛虫は体毛を伸ばして突き刺そうとしてくる。ゲツガはそれを剣ですべるようにして弾きそのまま毛虫にダメージを与えた。
「すごい……」
ユキはその動きを見て声を上げた。一度、目の前でそのワザなどを見たはずなのに、あの時とはまったく別次元だ。攻撃の動きがまるで何度も繰り返したようにユキは見えた。これが攻略組の中のトッププレイヤーの姿。
動きに見とれていると、ゲツガが毛虫の一連の動作を見せたので帰ってくる。
「よし!攻撃のパターンを覚えたか!?特に気をつければ何の問題もない!各自、パーティーに別れて攻撃を開始してくれ!」
ゲツガは素早く指示を飛ばすと素早く行動に移した。ゲツガの最初に攻撃を見せたおかげで全員簡単に攻撃を当てることができている。そして、すぐにHPが半分を切った。すると、毛虫が糸みたいなものを吐いて自分の身体に巻きつけていく。そして、すぐに巻き終えた毛虫のHPは急速に回復を始めた。
「急げ!今のうちに強いソードスキルを当てろ!!」
ゲツガが指示を飛ばすと全員がソードスキルを繰り出し始める。しかし、攻撃力よりも回復の速度のほうが勝っているため少しずつ回復していく。ユキもソードスキルを使い攻撃をする。硬直時間中にちらりと目にものすごい勢いで振られる剣が見えた。そちらに目を向けるとゲツガがものすごい勢いで剣撃と拳を突き出し、蹴りを放っていた。その動きは改めてみるととてもすごかった。
『速い……それにソードスキルをまったく使わないでこの威力……』
ユキはしばしゲ
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