暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜天才は天災を呼ぶ〜
第6話
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のが嫌か!! まぁ、俺も嫌だけども……。

「ごっちそ〜さま!!! あまりにも美味しくてゆっくり味わって食べちゃったよ。 ……あれ? 一夏も早く食べなよ。 遅刻しちゃうよ?」
「え……!?」

 風音が箒とほぼ同タイミングで食べ終わっている。

 いやいやいやいや、おかしいだろ。 俺らより大量で、しかもあとから来て、んで、会話にも参加しながら食ってたよな? なんで、量が少なくても一生懸命食べないと間に合わなくなりそうなのほほんさんたちより早く食い終わってんだよ!!

 俺の周り(周囲の聞き耳を立てていた女生徒含む)はあまりの早業に驚き、箸を止めてしまった。





 この日、大量の遅刻者が出たため、グラウンド10周は、行われなかった。 その代わり出席簿が遅刻者全員に振舞われたのである。

 朝食を食っていて遅刻し、説教をくらうか……。 う〜ん微妙だな。 もう少しひねりたいところだな。

「説教中にいらんことを考えるな馬鹿者」

 スパァァァァン!!!

 グフゥ……。
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