第一章
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ればだというのだ。
「それでいいわね」
「俺焼酎派なんだけれどな」
「じゃあ四リットルの焼酎をどかんとね」
「焼酎を一度に四リットルも飲めるかよ」
裕貴はそこまで酒が強くはない。焼酎なら一リットルが限度だ。
「まあいいさ。じゃあ幽霊に足がなかったらな」
「いか焼きだからね」
「あったらたこ焼きだな」
「早速幽霊に会いに行くわよ」
みつきは話が決まったところでこう裕貴に言った。
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