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連邦の朝
第二話 準備
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、私は、アルビヨンをここに呼び洗礼を受けさすのだよぉ!それに各国にある教会の維持費は大きくロマリア教軍団や海軍だけでも金がなくなる!ならば信者達から貰うのも一興だろうブリミル様の威光の為にね♪ワッハッハッアヒャハハフアッハハハ!」
教皇は狂った様に笑っていた。
それを枢機卿は心配そうに見つめていた。

Sideガリア

「大臣それは本当かね?」
ガリア国王ルイ・フィリップスが自身の青髪を振るわせながら大臣に聞く

「はい、王様そのようにございます。」

「そうか、そうか、我が息子も生まれたばかりだ。ことを荒立てる気はない応使祝いの節と諜報をアルビヨンに。」
笑みを口元に浮かべながら話すルイ・フィリップス

「畏まりました。そのようにいたします。」
大臣が去って行って時間がたち窓からアルビヨンの方向を見ながらルイ・フィリップスは呟く。

「世界は動くか有能すぎても困る程よく無能であって欲しいな。我が母なるガリアには迷惑がかからぬ程度に」と

各陣営が謀略を進めているとは、知らずワイアットは、精神年齢にあわずイギリスの生まれらしく少年のようにふむ、魔法とやらはどの様なものなのかと呑気に考えていた。

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